張本智和、平野美宇 Photo:World Table Tennis
2023年を迎えた卓球界は注目の国際大会で幕を開ける。今年5月に開催が予定されている「世界卓球2023ダーバン(個人戦)」のアジア大陸予選会(1月7~13日/カタール・ドーハ)。
会場はWTTシリーズの舞台にもなっているルサイル・スポーツ・アリーナ。ここにアジア5つの地域から世界卓球2023ダーバンを目指す選手たちが集結し、出場権をかけて火花を散らす。
日本勢は昨年の年末まで行われたナショナルチームの合宿で準備をし、年始は束の間、英気を養って現地入り。男子6人、女子5人が今大会に出場する。
<日本代表メンバー>
男子:張本智和(IMG)、篠塚大登(愛知工業大学)、吉村真晴(TEAM MAHARU)、戸上隼輔(明治大学)、及川瑞基(木下グループ)、宇田幸矢(明治大学)
女子:早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(木下グループ)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(木下グループ)
試合は16グループによるトーナメント戦
世界卓球の大陸予選会が開かれるのはこれが初めてのこと。本来ならば世界卓球2021ヒューストンの際に第1回が開かれるはずだったが、コロナ禍の影響で中止となった。
大陸予選会導入の背景には、年々拡大する大会規模の問題がある。大会の巨大化によって運営的にも財政的にも開催地の負担は大きくなり、大会を主催するITTF(国際卓球連盟)としても出場選手数を絞らざるを得なくなった。
国や地域を問わず加盟協会の選手たちが一堂に会し切磋琢磨してきた世界卓球の姿は時代とともに変わりつつある。
大陸予選会の試合システムを見てみよう。実施されるのは男女シングルスおよびダブルス、混合ダブルスの5種目。
まずシングルスは5~6人が16グループ(IとOを除いたグループA~R)に分かれ、世界ランク上位16人が各グループのシードに振り分けられる。そして、トーナメント戦(7ゲーム制)で1位が代表権を獲得し、各グループ2位の選手同士が残りの大陸枠を争う仕組みだ。
なお、同じ協会(国・地域)の選手は同じグループに入らないよう配慮される。
ダブルス種目は8グループに分かれ、世界ランキング上位8ペアがシードに振り分けられる。こちらもトーナメント戦で1位が代表権を獲得し、各グループ2位のペア同士で残りの大陸枠を争う。
<日本代表選手の出場種目>
男子シングルス:張本智和、篠塚大登、吉村真晴、戸上隼輔、及川瑞基
女子シングルス:早田ひな、伊藤美誠、平野美宇、木原美悠、長﨑美柚
男子ダブルス:張本/篠塚、宇田/戸上
女子ダブルス:早田/伊藤、木原/長﨑
混合ダブルス:張本/早田、篠塚/木原
(文=高樹ミナ)