
女子シングルス ベスト8進出 左上から佐藤瞳、早田ひな、平野美宇、出雲美空、鈴木李茄、石川佳純、横井咲桜、木原美悠 PHOTO:ItaruChiba
2023年全日本卓球選手権大会<1月23~29日/東京体育館> 27日、女子シングルス6回戦の各試合が行われた。
前年女王の伊藤美誠(スターツ)は横井咲桜(四天王寺高)と対戦。しかし伊藤の決定打がことごとく入らず、逆にのびのびと戦う横井の攻撃を浴び、続けざまに3ゲームを落とす。
第4ゲームはロングサーブを多用し、シンプルに攻めた伊藤が返すが、5ゲーム目は前半に伊藤の打ちミスが頻発し、一度は追いつくも最後はスマッシュミスで敗れた。
3年前の王者、早田ひな(日本生命)はジュニア新女王の張本美和(木下アカデミー)を迎え撃つ。1ゲーム目を早田が取り、第2ゲームは張本が10-4と大量リードするが、ハイトスサーブから打開した早田が大逆転で奪う。
世界中のジュニア選手を手玉に取った張本も、第3ゲームを取るのが精いっぱい。早田は突き刺さるようなボールで圧倒し、14歳の超新星を封じ込めた。
おととしの覇者、石川佳純(全農)は加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)と対戦。加藤は代名詞のバックハンドと逆チキータで攻め、勝負どころでしゃがみ込みサーブを放ちゲームカウント3-1に。
石川はその後も各ゲームでリードされる苦しい展開も、バックでコースを突き必殺のフォアにつなげて長いラリーをことごとく取り、劇的な逆転勝利を飾った。
平野美宇(木下グループ)は、大藤沙月(四天王寺高)との一戦。大藤は鮮烈なフォアカウンターや、フリックなどの台上プレーが冴えてゲームカウント2-1とリード。
しかし平野が反撃。第5ゲームは5-10から踏ん張って18-16で奪取し、最後はフォアで攻めて熱戦にピリオドを打った。
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)は橋本帆乃香(ミキハウス)と対戦。「スマッシュの後にストップ」まで見せる鬼のカット打ちで第1ゲームは11-2で一方的に取り、その後も木原ペース。
3ゲーム目は橋本が前に踏み込んでのバックハンドを決めて取り返すも、フォアサイドを厳しく突く木原が得点を重ねて8強入りを果たした。
長﨑美柚(木下グループ)は、出雲美空(サンリツ)との左腕対決。第1ゲームは長﨑が6-1とリードするが、長﨑の主戦場であるバック対バックでも負けない出雲が逆転で奪い、次も取って2ゲームを先取する。
長﨑は第3ゲームを15-13で何とか取ってからクロスゲームに持ち込むが、最終ゲーム5-5から2本の3球目フリックを仕掛けた出雲が流れをつかみ、金星を挙げた。
<全日本卓球選手権 女子シングルス6回戦>
横井咲桜 4-1 伊藤美誠
11-7/11-9/11-7/9-11/11-9
早田ひな 4-1 張本美和
11-9/14-12/6-11/11-3/12-10
石川佳純 4-3 加藤美優
6-11/11-4/7-11/5-11/13-11/13-11/11-8
平野美宇 4-2 大藤沙月
5-11/12-10/10-12/11-9/18-16/12-10
木原美悠 4-1 橋本帆乃香
11-2/11-6/3-11/11-7/11-4
出雲美空 4-3 長﨑美柚
11-9/11-7/13-15/8-11/11-8/1-11/11-8
佐藤瞳(ミキハウス) 4-1 安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
9-11/11-3/11-8/11-4/11-6
鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋) 4-1 皆川優香(大阪成蹊大)
13-11/11-3/7-11/11-5/12-10
