上田仁 PHOTO:World Table Tennis
元男子日本代表の上田仁がドイツ・ブンデスリーガ2023-2024シーズンに参戦することが明らかになった。移籍先の男子1部ケーニヒスホーフェンから4月2日に発表されたもの。
2日前の3月31日には、昨シーズン所属したTリーグのT.T彩たまから退団が発表され、来季の上田の動向に注目が集まっていた。
両者の契約は1年。上田は家族とともにドイツへ移住し、8月に開幕予定の新シーズンでフル出場を目指す。
男子チームワールドカップ2018で主将を務め、同大会日本初の銀メダルに輝くなど国際舞台でも活躍した上田は、東京2020オリンピック出場を目指していた2019年秋に体調を崩し「オーバートレーニング症候群」と診断され休養した。
コートに復帰したのは2020年11月。当時、所属していたTリーグの岡山リベッツで再び元気な姿を見せ、2022年はT.T彩たまに移籍しキャプテンとしてチームをまとめていた。
現在、レギュラーシーズンが佳境を迎えているブンデスリーガは30日に最終戦を行い、上位4チームがプレーオフセミファイナルに進出。勝ち残った2チームがファイナルへ進む。
その中でケーニヒスホーフェンは目下6位。2022年12月には宇田幸矢(明治大学)が同チームから出場していた。
さまざまな経験を経た31歳の今、新たな挑戦を決めた上田のコメントは次のとおり。
「選手として行くからには勝ち越したいですし、ケーニヒスホーフェンはプレーオフに出たことがないので、プレーオフ進出に貢献したいです。ブンデスリーガはレベルが高く、自分はもう3年ぐらい国際大会に出ていませんが、これまでの経験と自分の得意な頭を使う卓球ができれば勝つチャンスはあると思います。日本で上田仁の名が浸透しているように、ドイツでも国を越えて愛される人でありたい。それが目標です。ブンデスリーガで戦うのが楽しみです」
(文=高樹ミナ)