4月29日放送の『卓球ジャパン!』は、世界卓球MC・福澤朗持ち込み企画、題して『パリオリンピック代表選考会で卓球のDEEPな面白さを知ろうではないか!』。
世界卓球応援サポーターの日向坂46・松田好花もゲストに招いて、福澤が卓球の魅力を存分に語ってくれた。
5月6~7日で行われたパリ五輪日本代表選考会・全農CUP平塚大会。注目選手を聞かれた福澤が選んだのは、若きエース・張本智和でもなく、全日本王者・戸上隼輔でもなく、松下大星(クローバー歯科カスピッズ)。
自身もペンホルダー選手である福澤らしい、なんともDEEPなセレクトだ。
松下は今年9月開催予定のアジア大会の日本代表にも選ばれた26歳で、父も叔父も元日本代表という卓球界のサラブレッド。ルックスも人気で、福澤いわく「卓球界の小栗旬」。一般的な認知度はまだまだだが今後さらなるブレークが期待される注目選手だ。
そんな松下のプレーで福澤がお気に入りなのが裏面打法。松下の場合はこれでもかというくらいに手首を内側に巻いてから、相手選手が対応できないレベルの強烈なスピンをかける。
「とぐろを巻くような右手!すごい!」と唸りを上げるスイングに福澤も大興奮だ。
試合映像を観た後は、福澤がラケットを持って実演解説も披露。鋭い裏面ドライブを披露するのだが、ことごとくMC平野早矢香がブロックで返してしまい、ゲストの松田にいまいちその凄さが伝わらないという切ない場面も......。
続いて福澤激推し選手・女子編は、この春高校を卒業したばかりの木原美悠(木下グループ)。
今年3月に行われたTリーグファイナルでは、ラストのビクトリーマッチで五輪金メダリストの伊藤美誠を下してチームを初優勝に導いた逸材だ。
番組では、その激戦を福澤がDEEP解説。ポイントにあげたのは「お互いが出す相手へのフォア前へのサーブ」だ。
5-4で木原リードの場面では、木原がフォア前にサーブを出して伊藤がレシーブミス。6-5では逆に伊藤がフォア前に出して木原がミス。日本屈指のサーブテクニックを誇る両選手の意地と意地が、フォア前という小さなスペースでぶつかり合った。
7-6で伊藤のボールがネットインとなり7-7。「これで流れは伊藤選手にいったなと思った」と福澤。
そして次のプレー、伊藤はやや上回転気味のサーブをフォア前に出して木原のミスを誘う。先ほどのネットミスも頭にあったために木原のレシーブに迷いが出たのだ。このあたりの駆け引き、さすがに伊藤は巧い。
7-9となり伊藤が勝利まであと2本と迫ったが、ここから木原が怒涛の追い上げを見せる。
8-9では「執念としか言いようがない」(福澤)という粘りのラリーを制して追いつくと、9-9ではフォア前にきたサーブをバックツッツキで返球。さっきまでフォアハンドで処理してミスした木原だったが、ここではバックハンドを選択。しかもフリックで長めに返すように見せてからの短いツッツキで、一歩下がった相手の裏をかくレシーブでミスを誘ったのだ。
「ここで強打とかよりアレが効くのが卓球の奥深さ」とMC武井壮も唸ったワンプレーだ。
これで10-9となり、最後はバックに来たロングサーブを回り込んでフォアドライブで打ち抜き、4連続ポイントで優勝を決めた。
激推し選手の素晴らしいプレーの連続に今回も卓球愛が止まらなかった福澤。
番組の最後、木原は料理上手という情報を番組が入手し、彼女の美味しそうな料理写真が出た時には「フォア前(写真の右上側)に水があるパターンが多いですね」という、やっぱり卓球愛溢れるコメントを残すのであった。