
戸上隼輔/張本美和、早田ひな、張本智和 Photo:World Table Tennis
ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都> 5日、第1ステージで日本はフランスと対戦し、ゲームカウント8-2で勝利して3連勝を果たした。
史上初の方式で争われる今大会。それぞれの試合は3ゲームマッチ(3-0もしくは2-1)で、先に計8ゲームを獲得したチームが勝利するリレー形式だ。
フランスはルブラン兄弟をはじめとした猛者がそろい、日本にとっては第1ステージ最大のヤマ場とみられていた。

戸上隼輔/張本美和 Photo:World Table Tennis
第1試合は混合ダブルス。戸上隼輔(22=明治大学)/張本美和(15=木下アカデミー)が、A.ルブラン(20)/ユアン・ジャナン(38)と対戦した。
第1ゲームは5-5の場面で、戸上がコースの読みづらいレシーブで2点取り、そのまま抜け出し11-6で先制。だが2ゲーム目、A.ルブランのトリッキーなサーブレシーブからフランスペアにリズムを作られ、6-11で奪われる。
第3ゲームも1-3とリードされた日本ペアはタイムアウトで流れを切り、ユアンのフォア側を攻めて逆転。この後もフランスペアにA.ルブランの強打で迫られるが、男女2人の決定力に勝る日本ペアが12-10で奪い、ゲームカウント2-1でまず先行した。

早田ひな Photo:World Table Tennis
第2試合の女子シングルスは、早田ひな(23=日本生命)とパバド(19)。世界ランクは5位と40位のサウスポー対決だ。早田はバック側を攻めつつ時折空いたフォアを突き、第1ゲームは中盤から抜け出して11-5で先取する。
第2ゲームも早田がリードし、盛んに声を出しながらしぶとく粘るパバドを振り切って11-7でここも取る。だが3ゲーム目は3-5とビハインドを背負い、最後までこの差を詰め切れずに7-11で落とし、ゲームカウントは合計4-2となった。

張本智和 Photo:World Table Tennis
第3試合はこの試合のカギとなる男子シングルスで、張本智和(20=智和企画)と2023ヨーロッパ競技大会覇者のF.ルブラン(17)。世界ランクは11位と8位、日欧の若手トップ対決だ。
まず第1ゲームは豪打のルブランが9-5とリードするが、ここから張本がバックハンドの打ち合いと台上プレーで6ポイント連取し、11-9と逆転で先制する。2ゲーム目も丁寧に試合を組み立てた張本が11-6で奪う。
第3ゲームも、一発で決めたがるF.ルブランに対し、安定感のあるドライブで対抗した張本が着実にポイントを重ねる。ミドル攻めやハーフロングのサーブも効き、11-6でここも取った張本が3ゲーム連取を果たした。

張本智和/戸上隼輔 Photo:World Table Tennis
ゲームカウント7-2、あと1ゲーム取れば勝利の日本。第4試合には張本智和/戸上隼輔の男子トップペアを送り出し、フランスはF.ルブラン/A.ルブランのルブラン兄弟ペアが登場した。
日本男子トップの実力者同士でありながら、普段なかなかペアを組まない張本と戸上。それを感じさせない連携で点数を重ね、ルブラン兄弟ペアを相手に第1ゲームを11-5で奪い、勝利した。
これで第1ステージは無傷の3連勝を果たした日本。あとは夜のアメリカ戦に全勝突破をかける。
<混合団体ワールドカップ 第1ステージ>
日本 8-2 フランス
(8ゲーム先取のリレー形式)
<第1試合>
戸上隼輔/張本美和 2-1 A.ルブラン/ユアン・ジャナン
11-6/6-11/12-10
<第2試合>
早田ひな 2-1 パバド
11-5/11-7/7-11
<第3試合>
張本智和 3-0 F.ルブラン
11-9/11-6/11-6
<第4試合>
張本智和/戸上隼輔 1-0 F.ルブラン/A.ルブラン
11-5

