
戸上隼輔/張本美和、早田ひな、張本智和 Photo:World Table Tennis
ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都> 7日、第2ステージの第2戦で日本(世界チームランク3位)がスウェーデン(同10位)をゲームカウント8-5で下した。
今大会5連勝と隙のない戦いぶりを見せる日本。
対するスウェーデンは、世界卓球2021男子シングルス準優勝のモーレゴード(世界ランク19位)、同大会男子ダブルス優勝のファルク(同21位)がエントリーしておらず、ベストメンバーとはいえない中、第2ステージ初戦では世界チームランク2位のドイツを撃破。日本としても油断できない相手だ。
史上初の方式で争われる今大会、それぞれの試合は3ゲームマッチ(3-0もしくは2-1)で、先に計8ゲームを獲得したチームが勝利する。

戸上隼輔/張本美和 Photo:World Table Tennis
第1試合は、戸上隼輔(明治大学/同24位)/張本美和(木下アカデミー/同14位)とカールソン(同37位)/C.シェルベリ(同97位)の対戦。
カールソンは世界卓球2021男子ダブルス優勝の実績を誇るダブルスのスペシャリストだ。
第1ゲームはストップで相手の強打を封じた日本がペースをつかむと、長くなったボールは戸上が攻めて11-3で先取。
続く第2ゲームも張本が巧みなコース取りで相手の逆を突き、カールソンに仕事をさせない素晴らしいプレーを見せる。
しかし第3ゲームはカールソンにドライブを決められ、競り合うもゲームを奪われた。

早田ひな Photo:World Table Tennis
第2試合は早田ひな(日本生命/同5位)対女子エースのカットマン、ベリストレム(同33位)。過去3勝0敗と早田にとっては相性の良い相手だ。
第1ゲーム序盤は、ベリストレムのフォアドライブにペースを狂わされ3-10と大きく離されたが、圧巻の9本連取で逆転しゲームを奪取する。
第2ゲームも相手の攻めに手を焼きリードを許すが、ドライブ対カットのラリー展開ではきっちりと得点し、またもや逆転でゲームを連取。
終盤での勝負強さを発揮した早田が第3ゲームも競り勝ち、3-0で勝利をおさめた。

張本智和 Photo:World Table Tennis
第3試合の張本智和(智和企画/同11位)は難敵のA.シェルベリ(同16位)と激突。
過去3勝4敗と負け越しており、今年10月WTTコンテンダーマスカットでも2-3で張本が敗れている。
回転量の多いフォアドライブに苦しみ6連続失点を許した張本だったが、中盤で追いつくと、相手のサーブミスのラッキーもあり第1ゲームは12-10で先取。
なかなか攻めの形が作れず、長くなったサーブを狙い打たれて第2ゲームはシェルベリに奪われたが、第3ゲームはコースを突いたレシーブで相手のドライブミスを誘って張本が大きくリード。
終盤で追いつかれたが、最後は張本のチキータがネットインとなり2-1で辛くも勝利した。

張本智和/戸上隼輔 Photo:World Table Tennis
ゲームカウント7-2となった日本は、あと1ゲームを取れば勝利が決まる。
第4試合は、張本智和/戸上隼輔対カールソン/A.シェルベリのカードとなった。
出足は相手のブロックに阻まれ2-6とリードを許した張本/戸上。中盤はツッツキでコースを突く戦術で追いついたが9-11で惜しくも落とす。
ペアとしての経験が浅いためか、なかなか攻めがつながらず、第2ゲームもスウェーデンペアが4-11で奪取。
勝利を決める残り1ゲームが遠い日本。第3ゲームは終盤で逆転して日本ペアがマッチポイントを握ったが、チャンスをものにできず10-12で敗退。
張本/戸上がまさかのストレート負けを喫した。

今大会、日本としては初となる第5試合は、早田ひな/張本美和対C.シェルベリ/ベリストレム。
スタートから張本が力強いドライブを見せて日本が連続ポイント。堂々たる戦いぶりで相手ペアを圧倒した"ひなみわ"が危なげなくゲームを奪い、日本の勝利を決めた。
<混合団体ワールドカップ 第2ステージ>
日本 8-5 スウェーデン
(8ゲーム先取のリレー形式)
<第1試合>
戸上隼輔/張本美和 2-1 カールソン/C.シェルベリ
11-3/11-3/8-11
<第2試合>
早田ひな 3-0 ベリストレム
12-10/11-9/11-9
<第3試合>
張本智和 2-1 A.シェルベリ
12-10/8-11/11
<第4試合>
張本智和/戸上隼輔 0-3 カールソン/A.シェルベリ
9-11/4-11/10-12
<第5試合>
早田ひな/張本美和 1-0 C.シェルベリ/ベリストレム
11-3

