
伊藤美誠 PHOTO:Itaru Chiba
2024年全日本卓球選手権大会<1月22日~28日/東京体育館> 26日、女子シングルス5回戦で伊藤美誠(23=スターツ)が出澤杏佳(21=専修大)を破り、6回戦に進出した。
今大会がパリ五輪選考ポイントレースの最終戦。伊藤はシングルス出場圏内の2位平野美宇(木下グループ)に34.5点差をつけられており、勝ち続けなければ望みは絶たれる。
その相手は表ソフトと粒高のラバーを操る魔術師、出澤。2023年のFISUワールドユニバーシティゲームズ銀メダリストで、同年の全日学女王だ。
世界でも珍しい戦型の出澤の打球に伊藤は対応しきれず、第1ゲームは出澤ペースのまま7-11で先取点を許す。
2ゲーム目序盤は伊藤がリードするが、出澤が打ち合いで上回って逆転。伊藤はしゃがみ込みサーブを放って追いすがるが及ばず、8-11でここも落とす。
だが伊藤も反撃。バック側を狙って強打やロングサーブを打ち込み、11-5で第3ゲームを取り返す。さらにミドルを的確に突き、カウンタースマッシュを決めて続く4ゲーム目も11-5で奪う。
試合の流れを引き寄せた伊藤は、積極果敢に攻める。第5ゲームもスマッシュで出澤のミドルをえぐり、11-6で取る。
だが出澤もアップダウンサーブで連続エースを取るなど追いすがり、6ゲーム目は9-9と並ぶ。伊藤はさらにレシーブで2点を取られ、9-11で落とす。
最終第7ゲーム、伊藤は得意のサーブで出澤のバック側を襲い、さらにミドルをドライブで突く。いきなり5点連取でコートチェンジし、そのまま一気に攻め11-1として逆転勝利した。
伊藤はこれでパリ五輪選考ポイントを10点加算し、471.5点となった。
<全日本卓球選手権 女子シングルス5回戦>
伊藤美誠 4-3 出澤杏佳
7-11/8-11/11-5/11-5/11-6/9-11/11-1



