【見逃し配信】松島輝空&張本美和ペアを水谷隼と徹底分析SP|https://youtu.be/x8wu6eooUiQ
1月25日放送の『卓球ジャパン!』は、今月のWTTスターコンテンダーで初優勝を果たした日本の新世代最強ペア、"そらみわ"こと松島輝空/張本美和(ともに木下グループ)を大解剖。
「今年はめちゃくちゃ卓球をしたい!」と久々にプレー熱も高まっているレジェンド水谷隼をゲストに迎えて、その強さの秘密に迫った。
「天才と天才が合わさったら最強に決まっているので(今回の優勝は)サプライズじゃないと思っています」と当番組では辛口コメントも珍しくない水谷がベタ褒めするそらみわペア。
今大会の決勝も中国ペアを下しての堂々たる優勝だった。
決勝第1ゲームは中国ペアが先取。
混合ダブルスでは打球の順番の有利・不利が大きく、松島のボールを中国の男子選手が返球するローテーションは日本が不利になってしまう。
「松島のボールを女子選手は取れないけど、男子選手にはアグレッシブなプレーをすればするほど同じようなすごいパワーのボールが返ってくる」(水谷)

一方でチャンスがあるのは逆の順番になる第2、第4ゲーム。「松島のレシーブ2本、サーブ2本が一番点を取りやすいパターンなのでこの4本が重要になってきます」(水谷)
レシーブでは相手のサーブを強烈なチキータ一発で仕留めて、サーブでも変化の強い横回転系でチャンスを作っていく。
「女子選手がレシーブの場合は強く打たれることがあまりないので複雑な回転で出していい。
横回転は返球されたらパートナーが打ちづらいけど、それよりも(相手を)崩すこと、サービスで変化をつけていくことが大事です」(水谷)

水谷の分析どおり第2ゲームは松島のサーブとレシーブを軸に日本ペアが奪い、同様に第3ゲームは中国ペア、第4ゲームは日本ペアが交互に取っていく。
そして勝負の第5ゲームは、松島の台上テクニックが光る。
まず0-2のレシーブでは、チキータでいくと見せかけてストップ。相手の3球目を封じて得点につなげた。
「チキータで攻めることが多かったので(相手は)チキータに対応できる距離を取っている。そこを短くストップして優位な形を作れた」(MC平野早矢香)
「かなりギリギリまでチキータでいこうとしていて、普通(ストップが)甘くなるんですよ。
でも最初からストップするって意識してるから綺麗にストップできたと思う。これは本当に計算されたプレー」(水谷)

そして4-5では相手のストップレシーブに対して、3球目流しツッツキで得点。
この一打を見て「水谷さんが元祖でしょう!」と平野が注目。
現役時代に水谷が得意としていた流しにそっくりだったのだ。
そして水谷からある事実が明かされる。
「この技を教えたの僕ですよ」
「フォア前の技術、特に流す技術はどう打ったらいいですか?と聞かれて、先月教えました」
似ているのも当たり前、金メダリスト直伝のテクニックだったのだ。
ちなみに流しのポイントは、グリップを外して人差し指を立てること、ギリギリまでクロスに角度を向けておいてから逆サイドに流すこと、とのこと。
教わったばかりのテクニックを決勝の舞台で使える松島、さすがと言うしかない。
水谷も「まさに教えたとおり!」と絶賛するワンプレーだった。

そのまま一気に流れを引き寄せた日本ペア。
パートナーの張本も鋭いドライブでアシストして優勝を決めた。
「松島のプレーは荒削りなところはまだあるんですけど、ハマった時はもう誰も取れないなって思いましたね。
チキータの1発、バックハンドの1発。
フォアハンドも最近威力がついてきたので、あのプレーが安定してできるようになればもっともっと世界の上位で活躍できるんじゃないかなと思います」(水谷)
その言葉どおり、番組オンエアの翌日、1月26日に松島は全日本卓球の男子シングルスを制して初優勝。
水谷も認める17歳の怪物が日本の頂点に立った。

ロス五輪の混合ダブルス代表選出も期待がかかるそらみわペア。
「知りたいことあったら、何でも聞いてくれたらもう全て教えますんでぜひ連絡ください!
頑張ってください!」と頼もしい若手にレジェンドもエールを送るのであった。
それぞれのスイングは似ているためアナウンサーたちも四苦八苦だったが、「手首をひねる」「台上で回転をかける」というポイントを学び、チキータの見分け方をしっかりと学んだのだった。

