
宇田幸矢 PHOTO:World Table Tennis
アジア競技大会男子代表メンバーの宇田幸矢(協和キリン)が9月27日、自身のSNSで左肩の出術を受けたことを公表した。
宇田によれば、肩に違和感と痛みが出始めたのは7月にブラジルで行われたWTTスターコンテンダー サン・ジョゼ・ドス・カンポス(7月21〜26日)。
その後、試合を重ねる中で、8月のWTTスウェーデンスマッシュ(8月8〜16日)で痛みがひどくなったという。
この時期の宇田はブラジルから帰国すると、すぐさま全日本実業団卓球選手権大会(7月30〜8月2日)に出場しチームは準優勝。
その後も、WTTチャンピオンズ横浜(8月4〜9日)、WTTスウェーデンスマッシュと日を空けず国内外で連戦をこなしていた。
「アジア競技大会男子団体の決勝戦の場に立つことができず、ご心配をおかけしました」
SNSの冒頭、そう切り出した宇田。23日に行われた準決勝の韓国戦まではベンチで仲間とともに戦っていたが、翌24日は姿を見せなかった。
この日は、日本が60年ぶりの金メダル獲得に沸いた歴史的快挙の日。チームの一員として、表彰台に上がるはずの宇田の姿は見当たらなかった。
銀メダルの中国、銅メダルの韓国と台湾は5人のメンバーが揃っているのに、「宇田はどうしたんだろう?」と安否を気遣うファンの声がSNS上にあがった。
宇田はまさにこの日、都内の病院に入院。25日午後に手術を受け、無事終えていた。
「一日も早い回復を考えた時に、この日しかありませんでした。中国スマッシュ(10月1〜11日)も欠場ですが、来年の1月には本調子に戻し、これまでより強くなって帰ってきます」
手術を目前に控えた宇田から、筆者に届いたメッセージだ。
「来年の1月」とは、もちろん全日本選手権のこと。
2000年大会の全日本チャンピオンはすでに退院しており、今後は1カ月のリハビリ期間を経て、11月から練習を再開する見込みだという。
肩だけでなく、腰痛にもしばしば泣かされながら、その都度、治療とトレーニングで乗り越えてきた宇田。今はつらい時間だろうが、また元気にプレーする姿を心待ちにしたい。
文=高樹ミナ

卓球『チャイナスマッシュ2026』10月1日(木)〜11日(日)開催!
日本人選手の注目試合を(実況解説付きで)独占LIVE配信
https://tvtokyo.tv/4pmYE1d
