Introduction
Story
Cast
Staff

 

 


バレエ・カンパニー


Story
常にベストを、極限までの美を、もてる限りの感動を与え続けることを求められる…
これは、あるバレエ・ダンサーの等身大の物語。

  ライ(ネーヴ・キャンベル)はジョフリー・バレエ・オブ・シカゴの一員として、順調にキャリアを積み上げてきた。
今年のシーズンは、私生活とバレエの双方においてパートナーであったフランキーの裏切りによって幕を開けた。ノエルとの浮気が発覚したフランキーは、芸術監督であるミスターAことアルベルト・アントネッリ(マルコム・マクダウェル)に、ライと一緒に踊りたくないと申し入れる。

  ジョフリー・バレエではこのシーズンに、著名な振付家ラー・ルボヴィッチの演目をレパートリーに入れることになった。代役としてレッスンしていたライは、マイラの怪我によって主役のチャンスを手にいれる。パートナーはドミンゴ。
ライが踊った「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は野外劇場で上演され、途中から降りだした雷雨にもかかわらず、スタンディング・オベレーションを受けるほどの大きな反響を呼んだ。振付家も絶賛、ミスターAからも高い評価を受ける。
しかし、華やかな打ち上げパーティからひとり自宅へもどったライは、満たされない気持ちを隠せない。

  ダンサーとして大きく飛躍する局面にさしかかったライは、一層レッスンに集中しようと、生活のためのアルバイト、ナイトクラブでのウエイトレスの仕事も減らすように努めた。
やがてライは、レストランのシェフであるジョシュ(ジェームズ・フランコ)と知り合う。そのやさしさと存在は、ライの心に一筋の光のように射しこみ、ハードな生活を支えるようになっていく。

  シーズン最後を飾る意欲的な作品「青い蛇」で、ライはソロをもらった。客席では義父と母、父と義母が見守っている。
踊り終わる直前、ライは転倒して舞台に倒れ込む。大急ぎで衣装を脱がされ、代役だったマイヤが残りを見事に踊りきった。公演は大成功だが、カーテンコールの歓声を、ライは舞台袖からただ眺めているだけだった……。
 

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