子宮の記憶
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写真監督:ハンス・カノーザ

長編第二作にあたる本作で、2005年東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、ヘレナ・ボナム=カーターに主演女優賞をもたらしたカノーザ監督は、審査員の一人だった女優桃井かおりも、その才能に惚れ込んでいる気鋭の若手。
宗教上の理由から演劇・映画・TVを含め芸術を禁じている厳格な両親の元にアメリカで生まれ、子供時代の大半を東南アジア各地の伝道施設で過ごした。その際、日本に滞在していた時期もある。15歳のとき、両親の目を盗んで初めて『市民ケーン』『2001年宇宙の旅』のLDを観たのが始めての映画体験。両親が言うところの、“世俗に堕ちて、危険な”ハーバード大学に入学すると、芝居の演出、短編映画・実験的ビデオ映画の製作に邁進する。
2002年に自ら製作・監督した学生映画『ALMA MATER』は、オースティン映画祭・観客賞を受賞したほか、米国内各地の映画祭で上映された。現在、第三作目となる新作のシナリオを、ライティング・パートナーのガブリエル・ゼヴィンと共に執筆中。

脚本:ガブリエル・ゼヴィン

作家として知られるガブリエル・ゼヴィンは、1977年NY生まれ。2005年6月にMiramax Books社から刊行されたデビュー小説『Margarettown』でも彼女は、“一人の女性の内面には、複数の他の女性が存在する”(“you won't find a woman in the world that doesn't have a couple other woman inside her.”)、と登場人物に語らせており、本作のヒロイン像と呼応し合っている。ハンス・カノーザとは学生時代からの友人で、彼女の芝居の台本を彼が演出していた。カノーザの『ALMA MATER』も彼女の脚本によるもの。2005年9月に発売された『天国からはじまる物語』(理論社刊)は、世界各国で翻訳、出版されている。



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