菊乃 …清水美砂
1970年9月25日、東京都生まれ。
87年、山田大樹監督作品『湘南爆走族』でヒロインデビュー。91年、桑田圭祐監督作品『稲村ジェーン』で第14回日本アカデミー賞新人賞を受賞する。92年、周防正行監督作品『シコふんじゃった。』、中島丈博監督作品『おこげ』、森田芳光監督作品『未来の想い出』で第17回報知映画賞最優秀主演女優賞を筆頭に同年7つの映画賞を受賞した。その後も、数々の映画、TVドラマに出演し、演技力が高く評価される。
96年度にはNHKドラマ「涙をたたえて微笑せよ」(96)、「百年の男」(96)で放送文化基金賞、同ドラマ「月の船」で月間ギャラクシー賞を受賞。97年カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作品『うなぎ』(今村昌平監督作品)で主演。同作品で98年第21回日本アカデミー賞優秀女優賞、第21回山路ふみ子賞女優賞を受賞した。日本映画界に欠かせない実力派女優の一人。今村昌平監督最新作『赤い橋の下のぬるい水』(01)にも主演している。
お新 …遠野凪子
1979年11月22日、東京都生まれ。
小学生から子役として芸能活動を始める。大河ドラマ「八代将軍吉宗」(95)で近松門左衛門の子女役で話題に。TVドラマ「未成年」(96)では、売春する女子高生を演じ、幅を広げた。連続テレビ小説「すずらん」(99)の常盤萌役で女優としての才能を開花。そのすっきりした顔立ちと澄んだ瞳でお茶の間を魅了した。映画デビューとなる熊井啓監督作品『日本の黒い夏―冤罪―』(01)では、松本サリン事件の報道を検証する高校生を演じ、高い評価を得た。今後の活躍が期待できる女優である。
良介 …永瀬正敏
1966年7月15日、宮崎県生まれ。
83年、相米慎二監督作品『ションベン・ライダー』で主演デビュー。89年のカンヌ国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞したジム・ジャームッシュ監督作品『ミステリー・トレイン』の1話に主演し、国際的な知名度を得る。91年の山田洋次監督作品『息子』では、日本アカデミー賞助演男優賞をはじめ各賞を受賞。その後も『死んでもいい』(92年 石井隆監督作品)、『我が人生最悪の時』(93年 林海象監督作品)、『学校II』(96年 山田洋次監督作品)、『誘拐』(97年 大河原孝夫監督作品)、『五条霊戦記』(00年 石井聰互監督作品)、『PARTY
7』(00年 石井克人監督作品)など、数々の話題作に主演。数少ない映画俳優の一人として認知されている。その他、今年10年ぶりのTVドラマ「私立探偵濱シリーズ」や、個性的なCM出演でも多彩な表情を見せている。
房之助 …吉岡秀隆
1970年8月12日、埼玉県生まれ。
4歳で劇団若草に入り、77年、野村芳太郎監督作品『八つ墓村』で映画デビュー。81年、TVドラマ「北の国から」の純くん役で好演し注目を浴びる。『男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎』(81年 山田洋次監督作品)に出演以来、寅さんファミリーの一員としてもお馴染み。また91年、黒澤明監督作品『八月の狂詩曲〈ラプソディー〉』に出演、94年には杉田成道監督作品『ラストソング』、96年山田洋次監督作品『学校II』に出演。最近作は『鉄道員〈ぽっぽや〉』(99年 降旗康男監督作品)、『雨あがる』(00年 黒澤明脚本、小泉堯史監督作品)に出演。小泉監督による『阿弥陀堂だより』の公開も控えている。自身の作詞、作曲によるアルバムもリリースし、現在3枚目を制作している。
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