■ペネロペ・クルス / ライムンダ
1974年4月28日 スペイン、マドリッド出身。
商人の父と美容師の母の間に生まれ、14歳でモデルデビュー。以後、スペインのナショナル・コンサヴァトリー(国立芸術院)にてクラシック・バレエやスペイン舞踏を学ぶ。TV出演を経て、92年『ハモンハモン』で映画デビュー。同作と『ベルエポック』(92)がアメリカを始め各国で公開され、スペインの新鋭女優として注目される。その後も『オープン・ユア・アイズ』(97)、『ハイロー・カントリー』(98)など出演作が相次ぎ、『美しき虜』(98)でスペインの権威ある映画賞・ゴヤ賞主演女優賞を受賞。00年、『ウーマン・オン・トップ』でハリウッド作品初主演を果たしてからはトップスターへの階段を一気に駆け上がり、04年にはニューヨークタイムズ紙の女優ベスト10に選ばれるなど、洗練された地中海的な美しさと類まれな演技力でその地位を不動のものとした。
その他の主な出演作品は、『ブロウ』(01)、『コレリ大尉のマンドリン』(01)、『バニラ・スカイ』(01)など。ペドロ・アルモドバル監督とは『ライブ・フレッシュ』(97)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(98)以来のタッグとなる。
■カルメン・マウラ / ライムンダの母:イレネ
1945年9月15日 スペイン、マドリッド出身。
ナイトクラブやギャラリー、カフェ・テアートル(演劇喫茶)で女優としてのキャリアをスタート、70年代の終わりから80年代の初頭にかけて「マドリッド・コメディ」の女王として活躍する。互いのキャリアの中で最も重要な時代を共に過ごしたアルモドバル作品では常連として知られ、主な出演作には『バチ当たり修道院の最期』(83)、『グロリアの憂鬱/セックスとドラッグと殺人』(84)、『マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム』(86)、『欲望の法則』(87)などがある。87年『神経衰弱ぎりぎりの女たち』でゴヤ賞、ヨーロッパ映画賞主演女優賞など多数の賞を受賞。続くカルロス・サウラ監督作『歌姫カルメーラ』(90)や、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督作『みんなのしあわせ』(00)でも多くの賞を受賞している。
■ロラ・ドゥエニャス / ライムンダの姉:ソーレ
1971年10月6日 スペイン出身。
98年、サルバドール・ガルシア・ルイスの『メンサカ』で女優としてのキャリアをスタート。同作でトゥールーズ・フェスティバルの最優秀女優賞、およびスパニッシュ・アクターズ・ユニオンの最優秀新人女優賞を受賞。主な出演作に『友人の事情』(00)、『靴に恋して』(02)などがあり、近年では、『海を飛ぶ夢』(04)でゴヤ賞最優秀女優賞他、多くの賞を受賞するなど、その演技力には定評がある。本作は『トーク・トゥ・ハー』(02)以来のペドロ・アルモドバル作品への出演となる。
■ヨアンナ・コバ / ライムンダの娘:パウラ
1985年1月12日 スペイン、マドリッド出身。
いくつかのテレビシリーズに出演した後、エンリケ・ウルビス監督作『La vida mancha』(03)に出演し、その特徴的な容貌と圧倒的な存在感で才能が開花。カルロス・サウラ監督作『El septimo dia』(04)では、スペイン映画作家協会の最優秀新人女優賞にノミネートされるなど、今スペインで最も注目されている若手女優である。
■ブランカ・ポルティージョ / 隣人:アグスティナ
1963年6月15日 スペイン、マドリッド出身。
スペイン王立演劇学校で学び、輝かしい演劇人生をスタート。「Madre, el drama padre」、「Family Resemblance」、高名なホルヘ・ラヴェルリ演出「大気の娘」などで数多くの賞を受賞している。また映画においては、主演をつとめたマリオ・カムス監督作『El color de las nubes』(97)でゴヤ賞最優秀新人女優賞にノミネートされている。今後の待機作は、アグスティン・ディアス・ヤネス監督作『Alatriste』(06)、ミロス・フォアマン監督作『Goya’s Ghosts』(06)など。
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