枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた

2015年8月31日

枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
「ビールと枝豆」は言わずと知れた最高の組み合わせです。日本では江戸時代から食べられているという枝豆の旬は夏。この時期、居酒屋のオススメメニューとして見かけることも多いですよね。店によっては「枝豆」ではなく「茶豆」と呼ばれるものが出てくる場合もありますが、茶豆って一体何なの? ということで調べてみました。

茶豆って一体何モノ?

まず、枝豆とはなんぞやというところからですが、大豆を未成熟な緑色の状態で収穫したのが枝豆なんだとか。枝付のまま塩茹でするのが一般的で「枝なり豆」と呼ばれていたところからこの名前がついたとされています。枝豆って大豆だったんですね。知らずに食べていたという人も多いのではないでしょうか。おもしろいことに、植物分類学では大豆は豆類、枝豆は野菜類に分けられるそうです。また、大豆にはビタミンCがありませんが、枝豆には含まれるうえ、大豆よりもビタミンA効力(βカロテン)含有量も多いのだとか。成長すると分類や成分までまで変わるとは! 枝豆が大豆なら茶豆は何? 調べてみると、やはり茶豆も大豆でした。枝豆の品種のひとつとして茶豆が存在します。名前の由来は「豆が茶色い薄皮に包まれているから」「サヤに茶色い毛が生えているから」など諸説あります。 でも、結局枝豆の一種なら、わざわざ茶豆として特別扱いするほどのものなのでしょうか? ということで食べ比べてみました。

茶豆やいかに……? 夏の風物詩、枝豆三種を食べ比べ!

枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
虎ノ門市場でお取り寄せした「黒埼産茶豆」には「笹川流れの塩」が付いています 用意したのは虎ノ門市場の「黒埼産茶豆」。新潟県旧西蒲原郡黒埼町(現在の新潟市)の生産組合によって、代々引き継がれた栽培方法で丁寧に作られています。そもそも新潟県は枝豆の作付面積が日本一で、たくさんの品種が出回っているそう。中でもこの「黒崎産茶豆」は最高峰ブランドとして知られており、「枝豆界の魚沼産コシヒカリ」なんていう呼び名もあるとか。なんかすごい。 「黒埼産茶豆」と食べ比べるのは、スーパーで購入した「北海道産枝豆」と「群馬県産枝豆」。虎ノ門市場で「黒埼産茶豆」を買うと新潟産の海水塩「笹川流れの塩」がついてくるので、味付けはこの塩で統一。1種類ずつ、同じ調理工程で茹でました。 1)ザルの中に茶豆/枝豆 各500gを入れ、水洗いして汚れを落とす 2)ひとつかみの塩を振り、よく揉む(細毛がよく取れます) 3)フタ付きの鍋に2)を入れて100ccの水を加え、7分間中火で蒸し煮する 4)ザルに茶豆/枝豆をあけ、素早くお湯を切る 5)好みに応じて塩適量(30g~50g)を振りかけ、ザルをゆすり全体にまぶしてできあがり 「黒埼産茶豆」と「枝豆」2種類が茹であがりました!
枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
△ 下段左「北海道産枝豆」、右「群馬県産枝豆」、上「黒埼産茶豆」 まずはサヤを比べます。北海道産枝豆は、鮮やかな緑色のサヤが印象的で、実がぷっくりとしています。群馬県産枝豆は、実は少し小ぶりですがサヤに張りがあって新鮮さを感じます。黒埼産茶豆はというと、枝豆と比べて見るとサヤがやや茶色っぽいかなという印象。 中身も比べてみましょう。
枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
△ 下段左「北海道産枝豆」、右「群馬県産枝豆」、上「黒埼産茶豆」 豆は見た目にもハッキリとした違いがありました! 北海道産枝豆と群馬県産枝豆は鮮やかな黄緑色ですが、「黒埼産茶豆」は茶色がかった薄皮に覆われています。なるほど、たしかに茶豆は茶色いです。 肝心のお味を比べてみました。
枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
△ 「北海道産枝豆」 北海道産枝豆は、豆の味というより歯ごたえに“枝豆感”があります。群馬県産枝豆は、コリッと歯ごたえが良く、豆の味もしっかり感じられました。この2つなら群馬県産のほうがおいしいかなという感想ですが、どちらもおいしい枝豆です。
枝豆と茶豆ってどう違うの? 「枝豆」と最高峰ブランド「黒埼産茶豆」を食べ比べしてみた
△ 「黒埼産茶豆」 そして黒埼産茶豆をいただくと……。うまーーーーーー!!! これはもう、食べた瞬間にまったく違うのが分かりました。豆の味が濃く、じっくり噛みしめると甘味を感じます。おいしい、次々食べたくなるおいしさです。サヤを繰り返し口に運んでいると茶豆の芳醇な香りに包まれ、ますます手が止まりません。ビールの炭酸によって濃い豆の香りが広がり、「ビールと茶豆」の相性も最高! 今まで何気なく枝豆や茶豆を食べていましたが、産地や品種によってこんなに味が違うんですね。茶豆は枝豆と比べて、アミノ酸や糖分が豊富なのも特徴です。枝豆専用の大豆の品種は400種類以上もあるそう。「枝豆は枝豆」としか認識していなかったこれまでの人生がもったいない……。枝豆や茶豆を選ぶとき、産地や品種を気にしてみるともっとおいしく味わえるのではないでしょうか。 虎ノ門市場の「黒埼産茶豆」は、毎年7月下旬から約1ヶ月間の販売予定です。数量限定なので、すぐになくなってしまう人気商品。絶対食べたいという方は販売期間を見逃さないよう、「夏は茶豆の季節」と覚えておいてくださいね。