富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!

2016年5月4日

富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
ブリやホタルイカと並んで富山県の三大海産物のひとつに数えられる「白えび」。美味しい「白えび天丼」や「白えび刺身丼」がいただける『白えび亭』は、JR富山駅から直結の「きときと市場 とやマルシェ」の中にあります。富山県で白えびが食べられるようになった背景や歴史もうかがいました。

富山でしか獲れない幻の魚「白えび」

白えび亭は、1991(平成3)年に、富山駅の駅ビルで創業しました。2015年3月の北陸新幹線開業に伴って、駅から直結する「とやマルシェ」の中に移転し、現在も営業を続けています。 「今でこそ白えびはブランド化し、認知度が高まっていますが、創業した当時は、全くといっていいほど知られていませんでした」と店長の田中良成さんは話します。 白えびは鮮度の劣化が激しいため、海から揚がって数時間経つと、色が黒く変色してしまいます。冷凍技術が発達していなかった時代は、漁で獲れたものを地元で消費するしかなかったのです。 白えび亭の運営会社『白えび屋』の先代社長が、白えびの美味しさに惚れ込み、天ぷらや天丼にして提供しはじめたのがスタート。駅ビルの中で食べられるとあって、地元の人や観光客に愛されてきました。冷凍技術が発達したことで、白えびを遠くにも運べるようになり、全国の百貨店の催事などでも白えびの天ぷらを販売し、富山の名物として少しずつ知名度を高めていきました。富山県の白えびの歴史は、白えび亭とともにある、といっても過言ではありません。
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
『白えび亭』では、4月から11月の白えびの漁を行っている時期は、できるだけ朝獲れの新鮮な白えびを天ぷらに使用しています
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
食事時には行列ができることも。特に、観光シーズンは混雑が予測されます

白えびを、一匹ずつバラバラに揚げていく

白えびを始めとした小さなえびを天丼にする際には、かき揚げが主流ですが、それだとどうしても野菜が主役になります。白えび亭では、白えびの純粋な味を楽しんでもらうために、1匹ずつバラバラにして揚げています。また揚げ方も、中味を少し生にすることで、サクッとした食感と、生のえびの甘みの両方を味わえるようにしています。
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朝獲れの新鮮な白えびに、薄衣をまとわせているところ。白えびの味が引き立つように、衣にもほとんど味をつけていません
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
白えびがくっつかないように、1匹ずつバラバラに揚げていきます

白えびの食感と甘みを楽しむ

丼によそった富山県産コシヒカリのご飯の上に、揚げたて白えびをいっぱいに敷き詰めます。白えびの横には、五目すり身、タラの芽の天ぷら、赤カブの漬物の天ぷらが添えられます。その上から薄味のタレをかけて、白えび天丼が完成です。白えびは、サクッとした心地よい歯ごたえの後から、白えびの身の甘さがじんわりと感じられます。
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
白えび天丼と白えびのがら出汁のお吸い物、漬物、白えびせんべいがセットになった「白えび天丼定食」1,260円(税込)
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
白えびは1匹ずつ離れているため、箸でつまんで口に運びます。白えびの美味しさを丸ごと味わうことができます

宝石のように輝く白えびの刺身

白えびの冷凍技術の発達と同時に、大きな発見がありました。それは、白えびを凍らせると殻がむきやすくなるということ。生で食べる白えびは甘味が強く、ねっとりとした食感です。こうして白えびの真価が見出されることとなりました。 現在、白えびの刺身は、手むきと機械むきの2種類があります。機械むきは安価で大量に処理が可能ですが、ローラーで殻をつぶし、流水で殻を取り除くため、本来の味や食感が損なわれてしまいます。 「白えび亭では、手むきにこだわっています。専用の工場で、身を傷つけないように殻をむいていく作業は、本当に膨大な手間暇がかかります。そのため、白えびの刺身は、どうしても高価になってしまいます」と田中店長。 白えび刺身丼は、丼のご飯の上に白えびの刺身が乗せられ、美しい光沢を放ちます。繊細な甘味のため、まずはしょうゆをつけずに食べ、次に、少量のしょうゆをつけながら、白えびをいただくのがおすすめの食べ方です。白えびの刺身を口に入れると、上品な甘さが口の中に広がります。白えびは、「富山湾の宝石」の名にふさわしい風格と、極上の味わいを誇っています。
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
白えび刺身丼と、白えび天ぷら、白えびのがら出汁のお吸い物、漬物、白えび煎餅がセットになった「白えび刺身丼定食」2,400円(税込)
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
白えび刺身丼には、60~70匹の白えびの刺身が乗っています。食べるのがもったいない、と思うほど、贅沢な逸品です 白えび天丼と白えび刺身を両方食べたいという人には、「白えび天丼定食<白えびお刺身付き>(1,980円・税込)」もあります。時間がないという人は、テイクアウトで新幹線の中で食べることもできます。富山に来たら、ここでしか食べられない白えびの味を、ぜひ堪能してみてください。
富山湾の宝石ともいわれる「白えび」。富山駅からすぐの白えび亭で、白えび天丼&白えび刺身丼を堪能!
心を込めて、美味しい白えびを提供してくれる店長の田中良成さん。「とやマルシェ」内には、姉妹店のおみやげ処『白えび屋』もあります ■白えび亭 住所:富山県富山市明倫町1-220 JR富山駅1Fきときと市場「とやマルシェ」内 電話番号:076-433-0355 営業時間:10時00分~21時30分(ラストオーダー21時00分) 定休日:年中無休 駐車場:無 関連記事: 元祖・富山ブラックラーメンの「西町大喜」で伝統の味を堪能!