小学校5年でヘラ釣りを初めて体験し、20代前半から本格的に表舞台で活躍しはじめた萩野孝之は、「シマノジャパンカップ」のみならず、さまざまなメジャー大会で実績を残すトップトーナメンターでありながら、野釣りも完ぺきにこなすオールラウンダーである。そして彼は、ウキ制作者として別の顔を持つ。中学時代から制作をはじめたという萩野独自の研究と、トーナメントの経験を生かして作り上げるトップブランド「一志」(イッシ)はファンから絶大な人気を得ている。埼玉県三郷にある、彼の工房で制作されている彼の「ウキ」に込めた、勝ちにこだわる精神と、職人魂にスポットを当てる。そして彼の出身地である福島県の実家を訪れ、話は釣り人としての原点である幼少時代にさかのぼり、現在の萩野を形成したバックグランドを探る。現在も精力的にトーナメントに出場し、第一線で活躍し続ける彼の技術や理論を管理池・野池をステージとし、もれなく紹介する。 |