ドラマ24『湯けむりスナイパー』


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大根仁(脚本・監督)

  脚本と演出を担当しました大根でございます。本日はお忙しい中、ありがとうございます。もともと原作である漫画を10年くらい前に読みまして、その時から「おもしろい漫画だな」と意識していました。
僕は深夜ドラマを中心に作っておりまして、深夜ドラマというとどうしても題材が若者向け、キャストも若者向けになります。それはそれで面白くて充実感はありました。
僕は今年40歳になりますが、ふと考えていて中年の男性がテレビを見ることが少ないと思ったんです。これは視聴率的にも証明されていることなんですが、とにかく忙しくてテレビを見ている暇がないことが挙げられると思います。自分が中年の年齢に差し掛かり、自分も楽しめて同じ年の中年男性も楽しめるドラマを作りたくて、ちょうど深夜枠の話をいただいて実現することになりました。僭越ながら脚本を書かせていただき、一流のキャストに恵まれ、音楽もクレイジーケンバンドに書き下ろして頂くなど、素晴らしい作品になったと思います。皆様、宣伝のほどよろしくお願いします。

遠藤憲一(主演:「椿屋」源役)

  本日はお忙しい中ありがとうございます。遠藤憲一です。
自分は特に映画、Vシネ、舞台で色々なキャラクターを演じてきました。
コメディーから、エロものから、狂気、時には善も演じてきました。
20数年役者をやってきて、今までやってきたキャラクターが源さんには詰まっています。アクションあり、ぶきっちょさあり、善があり、狂気あり。まさかテレビで、今までの集大成ができるとは思っていませんでした。自分はナレーションの仕事もしていますが、心情ナレーションも各話に入っています。持てる全をこの作品に注ぎこんだ気がします。 この作品が視聴者のみなさんにどのように写るか分かりませんが、放送時間帯の裏番組に最強の『タモリ倶楽部』という番組がありますので、その視聴率を抜くというのが、今回の課題です(笑)。
どうか、皆さま口コミで宣伝よろしくお願いします。

伊藤裕子(秘境の宿「椿屋」女将 冴子役)

  椿屋の女将役をやらせていただきました、伊藤裕子です。本日はありがとうございます。
撮影は、かなりタイトなスケジュールで、本当にキャスト、スタッフさんは素晴らしい方が多くて、こんなに撮影が楽しいと思えたのは久しぶりでした。笑ってばかりで、あっと言う間に撮影が終わった感じでした。
和服を着させていただけなければ、女将にはなれなかったなと思うくらい、すごく変えていただいた和装ですごく気に入っています。
もちろんすごく着物は苦しかったですけど、慣れてくるとずいぶん楽で着物のままうまく寝れる技を習得しました(笑)見ごたえのある作品になっていると思います。
プロデューサーが話していたように、缶ビールを飲みながら疲れを取りながら見ていただけるとよいかと思います。すごく哀愁あり、共感できるところがたくさんあると思います。見終わったあとに、来週もまた見たいと思える作品だとおもいますので、みなさん口コミで広めてください。

でんでん(秘境の宿「椿屋」番頭 捨吉役)

  どうもみなさんこんにちは。本日はありがとうございます。
先ほど、第一話のVTRを見ていただいて分かるように少し髪の毛が生えております(笑)。
ロケでの印象は、監督が厳しかったことですかね。私はかつぜつが悪く、おしゃべりが下手なんです。セリフをゆっくりしゃべる。それを監督は、「早くしゃべれ、早くしゃべれ」朝から撮影して夜中の11時ですよ。くたくたですよ。それを克服した僕たちをほめてください(笑)。皆さまに見ていただけるように宣伝よろしくお願いします。以上です。ありがとうございます。

谷桃子(芸者・小雪役)

  みなさん、本日はありがとうございます。
第一話には登場していませんが、「誰だ?」と思わないで下さい(笑)、芸者の小雪役の谷桃子です。
今回、連ドラ初出演だったので、ものすごく不安でしたが、みなさん優しい方が多くて、一人ぼっちでいると常に声をかけてくださいました。嬉しく思いました。
今回は、芸者の役なので着物を着て、作法あり踊りが一番難しかったことがあります。
小雪という役は、着物を着ていない時は今どきの明るい女性で、着物を着るとおしとやかとギャップがある役なので、そこを見てほしいです。
みなさん楽しんでいただけると思います。

大野未来(「椿屋」由美役)

  初めてのことが多くて初めてだらけのことが多かったですが、監督や共演者の方々、スタッフさんに少しづつ教えてもらい、ドラマを完成することができました。
自分が出ていない時に次のシーンのセリフあわせをたくさんして頂いたり、監督から言葉をもらったり。たくさん学ぶことがあり、頭がいっぱいいっぱいでしたが、頑張りました。

監督:みなさん、大変だったとおっしゃってますけれど、役者さんは所詮自分の出番だけですからね。僕はもうすべてのところに立ち合ってるもんですからね、僕のが大変だったんですよ~、っていう。それぐらいですかね。

監督:自分では普通にしてるつもりですが、厳しいという意見ももちろんわかっているんで、もし生まれ変わるなら役者さんへの贖罪の意味も込めて、役者をやって怒られたいな、と。全然できないと思うんですけど。

テレビ東京 プロデューサー 五箇公貴

  この作品の原作者、ひじかた憂峰さんは、「狩撫麻礼」という別名義で、迷走王『ボーダー』、故 松田優作さんが監督をされた『ア・ホーマンス』、また別名義ですがカンヌ映画祭のグランプリ作品『オールドボーイ』など、非常に個性の強い作風で知られるられている、漫画界では知る人ぞ知るカリスマ作家です。
この番組の企画を監督と立てた際、このハードボイルドでオリジナルな「湯けむりスナイパー」の世界を映像化させて頂きたい旨を、ひじかた先生に編集の方を通じてお願いしました。最初は断りの返事でした。やはり、こだわりを持つ作家さんですし、映像化したときにどうなるか分からないということが理由のひとつにあげられていました。ただ、私も監督も諦めきれず、なんとか『湯けむりスナイパー』を映像化したい思いを手紙に綴り、監督とともに第一話の脚本を作り、お渡ししました。その後半年間くらいかけたやり取りが続き、最終的には快諾していただきました。
この作品は、中年のスナイパーが殺し屋を引退して、第二の人生を歩む。ずっと殺し屋一筋で生きてきた男が、秘境の温泉宿で働き、そこで様々な人々と出会って人間性を取り戻していく。宿を訪れた老人客に興味を持ったり、深夜に番頭さんと河原でラーメンを食べてみたり、些細なことで感動したり。日常の些細なことを体験して、真人間になっていくドラマです。
最近景気が悪くてなかなかいい話はないですが、不器用な中年男がもう一度最初から一生懸命生きていこうとする姿を視聴者のみなさんにご覧いただき、なにかを感じていただければと思います。
主演の遠藤憲一さんはじめ、役者さんは実力派の方々が揃っていますし、音楽はクレイジーケンバンドの横山剣さんに『山の音』を書き下ろしていただきました。そちらも、よろしくお願いします。
4月3日からの毎週金曜日の深夜は、ちょっとビールでも飲みながらゆったりした気持ちで日頃の疲れを番組で癒していただけたらと思います。 皆さま、ご声援よろしくお願い致します。