見るべきだ!
見逃してはいけない・・・・・・
もし、このサイトを見ているあなたが、
東京に住んでいて、未見であるなら、
金曜日までに愛知に行くことを、
お勧めする。
もし愛知のあなたが、
未見であるなら、
土曜日までに
大阪に行くことを、お勧めする。
そして、もし大阪のあなたが見逃したなら・・・
そうならぬ前に、愛知と東京の同士諸君は、
大阪の親友に、なんとか連絡をとっていただきたい。
「眠い目こすっても、土曜はがんばれ!」と・・・
・・・・・・傑作だ。交じるはずのない魂が、
今夜、至極の出会いを産み出した。
実に21回を数える「ヘビメタさん」・・・・・・そこには歴史があった。
番組当初、よもや、今夜のゲストが私達の前に姿を現すとは夢にも、思わなかった・・・・・・
もしもだ。も・し・も、仮に、第一回目のゲストに彼女が現れたとしても、
・・・・・・私達メタルキッズには、
「どこがメタルやねん」と、
「奇をてらった」感に、失望していたかもしれない。
しかし、21回という歴史が、今夜の奇跡を引き寄せたのだ!
いみじくも、バックナンバーに記されていたマーティの想い・・・・・・
6月7日 武蔵の回にて・・・・・・
>「スタジオに八代亜紀さん来て欲しいですよー」
>マーティーは、本当に好きだそうだ。その夢が、いつか かなう日まで私の涙は流れるままにしておこう。
・・・・と。
実に二ヵ月半・・・・流れっぱなしだった私の涙が、ついに止まる日がやってきたのだ。
実に二ヵ月半・・・・マーティの想いが、ついに叶う日がやってきたのだ。
八代亜紀がやって来た・・・・・・ついにやって来た。
マーティ曰く
「日本のヘビーメタルディーバ」、八代亜紀。そんな「ディーバ」に
ヘビーメタルの魂にも触れていただきたい・・・・・・今夜の、メタルの学校。
呼んでくれてありがとう・・・・・・そんなディーバの言葉に、
「いえいえ、こちらこそ、ホントに来ていただいて夢見たいですよ!」と、感激に
震えるマーティの姿。
ヘビーメタルと聞いて
「メークが凄いのは知っている・・・」程度の認識で臨む八代に、
まずは、メタル界の大御所、御年60歳、還暦のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムズ・ディオ率いる
DIOが登場だ。
メタル界の北島三郎、こぶしを回しまくるヴォーカルスタイルは八代の目にどう、映ったであろうか?
「すごい、すてき・・・・・・私にはバラードに聞こえる」
決してお世辞には聞こえぬ素直な感想に、一同納得する。
鮎貝の
「マーティは八代さんに聞きたいことがあるって話ですが?」という問いかけに、
「完全にミーハーモードになっちゃうんですけど・・・・・・」と、マーティ。
「マーティの泣きのギターのルーツは、八代さんにあるという話なんです」と鮎貝の援護射撃から、
マーティは語りだした・・・・・・
「ぼくが、はじめて八代さんの音楽を発見したとき、日本語わからないときでも、この曲きっと寂しいなと思った。
で、どうやってギターで、その同じ感情を伝えるんですかと、すごい疑問をいだきました。」
『発見』という言葉が妙にリアリティーを感じさせるマーティの話に対し、
ディーバ・八代は答えた。
「もともと、浪曲というのが、日本にありましてね。浪曲というのはちょっと引いて、絞るような声を出して、感情を出すんですね。
例えば、私の舟歌だと、サビの・・・・・・」
そういうと、八代は、その場で歌いだす。
――しみじみ飲めば、しみじみとぉぉぉぉ――
「ってあるんですけど・・・・・・」
感動という名の静寂が、マーティを包み込む。
想い憧れた歌声が、突如として目の前で発せられた衝撃に、
世界で一千万枚のアルバムを売った男は、ただ、ただ、放心するしかなかった。
もう十分だ、もう受け取った、憧れた歌声に触れただけで、もう十分だ・・・・・・
「帰るわ」至福の笑顔のまま、家路に着こうとするマーティを、押しとどめつつ、次の題材が紹介された。
KISS「I love it loud」
「KISSは知ってましたよ」そんな八代の感想。
話題は衣装について盛り上がる。
「八代さんの、着物も素晴らしいですが、東京メタルドールズは八代さんの着物どう思う?」
忘れた頃に炸裂する、鮎貝の絶妙なる鉄子いじりに、鋼鉄のハスキーボイスが、本家に挑む。
「すごい・・・素敵です。・・・・・・着てみたい」とハスキーに発言する鉄子。
そんな鉄子に本家は
「身長高いから、二着分つくらないとね」と、ハスキーに返す。
互いの発言内容が、噛みあっているのかいないのか、気になりつつも、ハスキーボイス夢の饗宴が、
ここでも地味に行われたわけだ。
つづいて登場した
ロブ・ゾンビに対する八代の反応は、意外なものであった。そして、
話はさらに、意外な展開を迎える。
「かっこは、凄い、うわ〜って思ったけど、音楽は好き」・・・・・・
えっ?好き?これを?B級ホラーだぜ?
ホワイトゾンビだぜ?八代亜紀、Feel so Numbがお気に入りなわけ?などと、ちょっとした驚きに包まれつつも
さらに八代は続けるのだった。
「あの〜、ボンジョビのランナウェイって曲あるじゃないですか?あれ好きで、取り入れて、一年間自分のコンサートで
歌ってたんですよ。」
え― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―!まじ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
― ―!意外ぃぃぃぃぃぃ!!
いやはや、まったくもって純粋なる精神性を持つ、八代の一面に驚嘆するのであった。
無垢・・・・・・そんな言葉が似合うイカすディーバの魅力が伝わってくる。
「じつは、ヘビメタさんだったんですね、八代さん」そんな熊田のうまいまとめで、鮎貝が締めの言葉につなげる。
「はい、それでは、以上、スクール オブ メタルの時間でし・・・・・・」
「以上じゃないんだよ!以上じゃないんだ!!」猛烈なる抗議の声がスタジオに響く。
誰あろう、マーティ、その人であった。今日のマーティは・・・・・・ちょっと違う。
「実はね、大事なヘビーメタルの曲を忘れているんですよ!!その曲は・・・・・・・
八代亜紀さんの『不知火情話』ですよ!ばりばりメタルですよ!ガリガリ メタルですよ!」
「・・・・・・いや演歌」 そんな八代本人の言葉も無視し、マーティは力説する。
「いやいや、演歌じゃないんですよ。ボクはもう聞いたから、これはメタルですよ!」
画面では切ないハスキーボイスで歌う八代の新曲
『不知火情話』が紹介される。
「あんた・・・会いたか」
そんな情念の台詞が、曲中でつぶやかれるのが印象的な、ばりばり演歌な曲調であったが・・・・
「いいですか!ガリガリメタルですよ!」そう言うと、マーティは己のギターを弾きだした・・・・・・ヘヴィーな鋼鉄の魂を込めて。
重厚な泣きのギターが炸裂する。世界中の人々を魅了した至極のサウンドが、演歌とメタルを融合させる。
「びっくりしました。・・・・・鳥肌たちました。」 八代亜紀さえ唸らせるマーティのギター。
ひとしきり力説し終わったマーティは納得したのか、八代に問いかける。
「あの〜、もう一回『不知火情話』の中の「あんた・・・」って台詞、歌っていただけますでしょうか?」
カメラを見据えディーバはつぶやく・・・情念の台詞、
「あんた・・・・・・会いたか」と。
「オッケー!もう死んでもいい!!!」昇天するマーティ。
やはり・・・・・・今夜のマーティは、
ちょっと違う。
今週の スクール・オブ・メタル
で紹介した曲 |
(1) Kiss 「I Love It Loud」
(2) Dio「Rainbow In The Dark 」
(3) Rob Zombie 「Feel So Numb 」 |