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バックナンバープロフィール番組コンセプト番組へのご意見、ご感想
2005/8/23 OA
解説者 久武頼正(アニメタルプロデューサー)
特別講師 マーティ・フリードマン(元メガデス)
ゲスト 八代亜紀

↑八代さんは、ステージでBON JOVIの
『Runaway』を歌っていた!

見るべきだ!
見逃してはいけない・・・・・・

もし、このサイトを見ているあなたが、
東京に住んでいて、未見であるなら、
金曜日までに愛知に行くことを、
お勧めする。

もし愛知のあなたが、
未見であるなら、土曜日までに
大阪に行くことを、お勧めする。

そして、もし大阪のあなたが見逃したなら・・・
そうならぬ前に、愛知と東京の同士諸君は、
大阪の親友に、なんとか連絡をとっていただきたい。
「眠い目こすっても、土曜はがんばれ!」と・・・

・・・・・・傑作だ。交じるはずのない魂が、
今夜、至極の出会いを産み出した。

実に21回を数える「ヘビメタさん」・・・・・・そこには歴史があった。
番組当初、よもや、今夜のゲストが私達の前に姿を現すとは夢にも、思わなかった・・・・・・
もしもだ。も・し・も、仮に、第一回目のゲストに彼女が現れたとしても、
・・・・・・私達メタルキッズには、「どこがメタルやねん」と、
「奇をてらった」感に、失望していたかもしれない。
しかし、21回という歴史が、今夜の奇跡を引き寄せたのだ!
いみじくも、バックナンバーに記されていたマーティの想い・・・・・・

6月7日 武蔵の回にて・・・・・・
>「スタジオに八代亜紀さん来て欲しいですよー」
>マーティーは、本当に好きだそうだ。その夢が、いつか かなう日まで私の涙は流れるままにしておこう。

・・・・と。
実に二ヵ月半・・・・流れっぱなしだった私の涙が、ついに止まる日がやってきたのだ。
実に二ヵ月半・・・・マーティの想いが、ついに叶う日がやってきたのだ。

八代亜紀がやって来た・・・・・・ついにやって来た。

マーティ曰く「日本のヘビーメタルディーバ」、八代亜紀。そんな「ディーバ」に
ヘビーメタルの魂にも触れていただきたい・・・・・・今夜の、メタルの学校。
呼んでくれてありがとう・・・・・・そんなディーバの言葉に、
「いえいえ、こちらこそ、ホントに来ていただいて夢見たいですよ!」と、感激に
震えるマーティの姿。
ヘビーメタルと聞いて「メークが凄いのは知っている・・・」程度の認識で臨む八代に、
まずは、メタル界の大御所、御年60歳、還暦のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムズ・ディオ率いるDIOが登場だ。
メタル界の北島三郎、こぶしを回しまくるヴォーカルスタイルは八代の目にどう、映ったであろうか?
「すごい、すてき・・・・・・私にはバラードに聞こえる」
決してお世辞には聞こえぬ素直な感想に、一同納得する。

鮎貝の「マーティは八代さんに聞きたいことがあるって話ですが?」という問いかけに、
「完全にミーハーモードになっちゃうんですけど・・・・・・」と、マーティ。
「マーティの泣きのギターのルーツは、八代さんにあるという話なんです」と鮎貝の援護射撃から、
マーティは語りだした・・・・・・

「ぼくが、はじめて八代さんの音楽を発見したとき、日本語わからないときでも、この曲きっと寂しいなと思った。
で、どうやってギターで、その同じ感情を伝えるんですかと、すごい疑問をいだきました。」

『発見』という言葉が妙にリアリティーを感じさせるマーティの話に対し、
ディーバ・八代は答えた。
「もともと、浪曲というのが、日本にありましてね。浪曲というのはちょっと引いて、絞るような声を出して、感情を出すんですね。
例えば、私の舟歌だと、サビの・・・・・・」

そういうと、八代は、その場で歌いだす。

――しみじみ飲めば、しみじみとぉぉぉぉ――

「ってあるんですけど・・・・・・」
感動という名の静寂が、マーティを包み込む。
想い憧れた歌声が、突如として目の前で発せられた衝撃に、
世界で一千万枚のアルバムを売った男は、ただ、ただ、放心するしかなかった。
もう十分だ、もう受け取った、憧れた歌声に触れただけで、もう十分だ・・・・・・
「帰るわ」至福の笑顔のまま、家路に着こうとするマーティを、押しとどめつつ、次の題材が紹介された。

KISS「I love it loud」
「KISSは知ってましたよ」そんな八代の感想。
話題は衣装について盛り上がる。

「八代さんの、着物も素晴らしいですが、東京メタルドールズは八代さんの着物どう思う?」
忘れた頃に炸裂する、鮎貝の絶妙なる鉄子いじりに、鋼鉄のハスキーボイスが、本家に挑む。
「すごい・・・素敵です。・・・・・・着てみたい」とハスキーに発言する鉄子。
そんな鉄子に本家は
「身長高いから、二着分つくらないとねと、ハスキーに返す。
互いの発言内容が、噛みあっているのかいないのか、気になりつつも、ハスキーボイス夢の饗宴が、
ここでも地味に行われたわけだ。

つづいて登場したロブ・ゾンビに対する八代の反応は、意外なものであった。そして、
話はさらに、意外な展開を迎える。
「かっこは、凄い、うわ〜って思ったけど、音楽は好き」・・・・・・えっ?好き?これを?B級ホラーだぜ?
ホワイトゾンビだぜ?八代亜紀、Feel so Numbがお気に入りなわけ?などと、ちょっとした驚きに包まれつつも
さらに八代は続けるのだった。
「あの〜、ボンジョビランナウェイって曲あるじゃないですか?あれ好きで、取り入れて、一年間自分のコンサートで
歌ってたんですよ。」

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―!まじ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―!意外ぃぃぃぃぃぃ!!

いやはや、まったくもって純粋なる精神性を持つ、八代の一面に驚嘆するのであった。
無垢・・・・・・そんな言葉が似合うイカすディーバの魅力が伝わってくる。
「じつは、ヘビメタさんだったんですね、八代さん」そんな熊田のうまいまとめで、鮎貝が締めの言葉につなげる。
「はい、それでは、以上、スクール オブ メタルの時間でし・・・・・・」
「以上じゃないんだよ!以上じゃないんだ!!」猛烈なる抗議の声がスタジオに響く。
誰あろう、マーティ、その人であった。今日のマーティは・・・・・・ちょっと違う。
「実はね、大事なヘビーメタルの曲を忘れているんですよ!!その曲は・・・・・・・
八代亜紀さんの
『不知火情話』ですよ!ばりばりメタルですよ!ガリガリ メタルですよ!」
「・・・・・・いや演歌」 そんな八代本人の言葉も無視し、マーティは力説する。
「いやいや、演歌じゃないんですよ。ボクはもう聞いたから、これはメタルですよ!」
画面では切ないハスキーボイスで歌う八代の新曲『不知火情話』が紹介される。「あんた・・・会いたか」
そんな情念の台詞が、曲中でつぶやかれるのが印象的な、ばりばり演歌な曲調であったが・・・・
「いいですか!ガリガリメタルですよ!」そう言うと、マーティは己のギターを弾きだした・・・・・・ヘヴィーな鋼鉄の魂を込めて。
重厚な泣きのギターが炸裂する。世界中の人々を魅了した至極のサウンドが、演歌とメタルを融合させる。
「びっくりしました。・・・・・鳥肌たちました。」 八代亜紀さえ唸らせるマーティのギター。
ひとしきり力説し終わったマーティは納得したのか、八代に問いかける。
「あの〜、もう一回『不知火情話』の中の「あんた・・・」って台詞、歌っていただけますでしょうか?」
カメラを見据えディーバはつぶやく・・・情念の台詞、「あんた・・・・・・会いたか」と。
「オッケー!もう死んでもいい!!!」昇天するマーティ。
やはり・・・・・・今夜のマーティは、
ちょっと違う。


今週の スクール・オブ・メタル
で紹介した曲
(1) Kiss 「I Love It Loud」
(2) Dio「Rainbow In The Dark 」
(3) Rob Zombie 「Feel So Numb 」

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↑演歌とメタルの共通点を力説するマーティ

ヘビーメタルの源流が
かのNWOBHMにあるとして・・・
70年代も最後を迎える頃に
イギリスで生まれた「ヘビーメタル」は、
1980年代その全盛を誇った。

古賀メロディーを源流として・・・
昭和30年代頃から
昭和50年頃までに、
一般化していった「演歌」
1970年代その全盛を誇った。

奇しくも、西と東の小さな島国で
生まれた二つの魂

様式美、泣きのフレーズ、燃え上がる情念・・・・
スタイルは違えども、なぜか似通った要素を
見出すのは、単なる偶然か?はたまた、こじつけか?

二つの魂は今夜 運命の出会いを迎える。
この出会いは、果たして何を意味するのだろうか?
偶然か?必然か?
まだ見ぬ未来、今日この日が「何か」「源流」として、
歴史に刻まれることがあるのだろうか?
何を産み出す?何を見出す?
今夜・・・・・歴史が動く。

「メタルの魂は日本にある」そんなマーティの一言からはじまった当コーナー。
鋼鉄の魂は、未知なる島国を突き進んだ。信念の命ずるままに。
果たして、どこに行き着くのか?この道の先に何が待つのか?そんな疑問は振り払い、
魂と魂の逢瀬を繰り返し、我々は突き進んだ。・・・・・・・しかし、答えは最初からあったのだ。
おそらく、最初から、私達は、「あなたと会う日を待っていた」のだ。
これは必然だ。今日という日は、来るべくして来たのだ。あなたよ、あぁ、魂の女神よ、あなたは
・・・・・・ 八代亜紀。

果たしてマーティは、「ヘビメタさん」の歴史をぶつけた。それは偶然でもなんでもない。必然なる帰結。
「北の宿から」・・・・・・実に第二回目のコーナーで出合った魂。
マーティのギターは、想いを込めて泣き叫ぶ。崇高なる音の女神に、届けとばかりに・・・・・・

「きますね。胸にキュンキュンきます。・・・・・・素敵、すごく素敵。
嗚呼・・・・嗚呼、なんと言えばよいのだろうか。この感情。
私は・・・・・・私は、涙する。ギターを弾くマーティを見つめる八代の真剣な眼差し、そしてその言葉に。
伝わるのだよ。伝わるものなのだよ。信ずれば、伝わるのだ。

「ヘビーメタルの共通とか、結構、演歌にあると思います。」そんなマーティの言葉に、
「サビっていう形がそういうふうに感じるのかな?って思いますね。」と八代が続ける。
「そう言われると、『思い出酒』っていう曲って、結構サビがヘビーメタルですよ。」とマーティ
・・・・・・・実に、第四回目に出合った魂。
「実は、ヘビーメタルの有名なバンドのジューダス・プリーストがパクッたほどの、ヘビーメタルですよ!
「断言しちゃってますよぉ!」と、熊田の突っ込みも辞さず、
『おもいで酒』、『エレクトリックアイ』バージョンを、泣きまくりのギターで披露する。

果たして、女神は、無垢なる瞳を輝かせ、ひとこと発した・・・・・・
「マーティのギターで歌いたい」・・・・・・おぉー

鮎貝が言葉を続ける
「いや・・・・・・実はですね、マーティが雨の慕情のメタル魂バージョンをですね、
自腹で、スタジオ借りてまで、音を作りこんできたんで、是非、八代さんに歌っていただきたいと思うんですが?」

「はい・・・・・・がんばります」 八代。

「やったー!やったー!僕もがんばります!!」
子供のようにはしゃぐマーティ。

がんばってくれ・・・・・・力の限りがんばってくれ。

そして、今夜、ふたつの魂が、「がんばる」奇跡に・・・・・・涙しよう。


今週の メタル魂 in JAPAN
で紹介した曲
○ 雨の慕情
○ FLY ME TO THE MOON  
○ 舟唄

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↑永久保存版、マーティ&八代さんの『雨の慕情』!

たして・・・・・・
メタル演歌の衝撃的な出会いは、
両者の魂を劇的なまで進化させ、
新たな段階へと進ませた。
相容れぬはずの両者は、
見事なまでに溶け合い、
いまだ経験したことのない
世界を披露した。


マーティ・フリードマンと、
八代亜紀
その世界において頂点を極めた者同士で
あることが、この奇跡を奇跡と足らしめる。
彼らでなくては、ダメなんだ。
彼らであるから、意味があるんだ。

「メタルの魂は日本にある」
・・・・・・
そんなマーティの一言からはじまったコーナーが、
産み出した伝説・・・・・・

いや、もうね。
ここからは、ぶっちゃけ、本音で書こう。どんな言葉を連ねようが、無駄だし、もう実際、聴くのが一番。
ちょっと、僕の文体も変わっちゃたけど、もういいや、まじで。どんなに駄文をこねくりまわしても、無駄だしね。
あのね、ヘッドフォンで聴いて。ヘッドフォン。
ボリュームはもちろんフルテンね。録画したならね、何回か聴けるならね、目をつぶって見てよ。
すごいんだよ。だってさ、このギターってさ、『ラスト イン ピース』で聴いてた音だぜ。
ハンガー18でさ、泣いてたギターだよ。アレ弾いてた人のホンモノの音なんだよ。そこにさ、
歌っているのが、ちっちゃい頃からテレビで知ってる 八代亜紀なんだぜ。そんでもって、改めてこうして聴くじゃん。
すごいよ、この人の声。この人の歌。情感が溢れだしてるんだ。
〜雨、雨、降れ、降れ、もっと降れ、私のいい人連れて来い〜
正直言って、ホント正直言って、ここまでこの曲聴きこんだことなかった。
僕の両耳に情念が溢れかえった音魂が、まとわりついて流れ込むんだ。大音量のくせに、ささやくような感情の微細な吐息まで
伝わるんだ。すべてが・・・完璧なんだ。ギターも歌も。
鳥肌が立つ。僕は・・・・・・僕は本気で感謝するよ。今日という「奇跡の日」を。

衝撃のステージが終わった・・・・・・
「コンサートでもやりたい」 八代の言葉。
「そうですね。ホント気持ちよかった」マーティの言葉。

ふたりの言葉がすべてを物語っているであろう今宵の奇跡

ふたつの魂が、出会い、生み出したものはなんであったのだろうか?
それは、私達が決めることなのかもしれない。
いみじくも、久武は言った。
「CD化してほしいです」と。

メタル魂演歌魂、果たして両者が今後交わる日が来るのか?
それはわからない。
一夜の夢である方が、もしかすると美しいのかもしれない。

しかし、この異なる文化の申し子たちの出会いは、決して安易なものからではなかった。
そこには、人生をかけたひとりの男の想いが詰まっていたからだ。
かつて、ハワイで「演歌」に出会い、
メガデスで、天下を取った男は、
日本を愛し、日本に住む。

マーティ・フリードマンという存在に、私は、ただ打ち震えるだけであった・・・・・・。

ありがとう。


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オフは屋根の修理をしている“ハッタリカ”のメンバー

は確信する。
もはや、一片の迷いすらない。
私は断言する。
もはや、一点の曇りもない。


・・・・・・「愛」だ。愛なのだ。

絶望的なほどに純粋で
破滅的なほどに美しい。

この言いようもないほどに心地よい
「ウォーミーなゆるさ」を生み出すもの、
それはただ一点・・・・・・
なのだった。

私はその真理に到達した瞬間、
溢れる涙を拭い去ることはできなかった。

トリビュートバンド、コピーバンド、
言い方はどうでもよい。
全身全霊で・・・・・・
全人格をかけて・・・・・・
愛するものに近づく行為、
己の日常を費やし、
絶えまぬ努力を惜しまず、
愛するオリジナルバンドをコピーするため
にライブビデオあれば入手し、
西に来日したと聞けば行って目に焼きつけ、
に楽譜があればなんとしてでも購入し
に同じ志持つものあれば、行ってバンドを結成する
そんな人に、私はなりたいし、そんな人に私は会いたい!

そして今夜、当コーナーに登場した彼らもまた、そんな勇者であった。
メタリカをこよなく愛す・・・・・・ハッタリカ!

ジェイムスヘッドヒーロー(Vo、g)
カーズ・ハメット(g)
ラーズ・うにリッヒ(Dr)
ミノルソン・ニューステッド(B)


アキ・ヤシロが、お忍び紛れ込むなか、恒例の記者会見は行われた。
鮎貝から「首輪をつけた女性の方」と称されたグラビアタイムズの熊田記者や、
月刊こぶしのマーティ記者、そして鮎貝の仲良しボーイズ久武記者といったおなじみの
記者達が、質問をぶつける。

いみじくも、月刊こぶしのマーティ記者の質問に答えたギターのカーズ氏の言葉は、
私の心に強く響いたのであった。

マーティ記者「音楽的に誰に影響をうけましたか?」

カーズ「ズバリ、マーティ・フリードマンです。影響をうけました。
     ぼくの、中学のときの生徒手帳にマーティの写真が、きらびやかに入っていました。
     ・・・・・・相当、ファンです」

憧れ、目標、尊敬・・・・

うなのだ!それなのだ!ホンモノへの一直線の愛が、その究極の形が、コピーバンドなのだ。
コピーしたい!真似をしたい!人間の根源的欲望・・・・・・・
しかし、それは、いつしか完璧なコピーを作り出す瞬間に
オリジナル以上の、オリジナルさが、生み出されるのだ!
「なり切ること」その潔さ、そこに圧倒的な愛の力を感じるといったら言い過ぎであろうか?
いや、言い過ぎではない!究極の愛の形!

私はそこに感動を覚える。

追加公演が決定したという。
10月30日(日) 沼袋 LiveHouse SANCTUARYにて。

ハッタリカのオリジナルへの純粋なるを感じてみてはいかがだろうか?


今週の LIVE IN JAPAN
演奏曲目
ハッタリカ
○ Enter Sandman
○ One
○ Battery

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八代さんに“悪魔”アイテムをお勧めするマーティ

「八代さんに、
ぴったりのメタルは何?
地獄のヘビメタ占いぃぃぃぃ!!」
熊田の堕天使のような愛くるしい声で
無邪気に高らかに宣言された新コーナー。

提示されたメタルアイテムを
選択
することで、
潜在的にピッタリの
CDがわかる
というスグレモノ。
さらに、
そのCD、選んだアイテム、そしてマーティと
一緒に記念写真
を撮り、
なおかつそのCDまで、
八代にあげちゃおう
という
太っ腹で、
豪気な、おしつけ企画。
あくまで〜風であることは
言うまでもない。

さて、第一の選択は
「悪魔」と「バイキング兜」
さぁ、今日のメタルは・・・・・・どっち?!


あくまで紳士的に、八代の横に立つマーティ。
今夜のマーティは、やはりいつもと何か違う。
悪魔の手先どもに囲まれ、異次元に連れてこられた憧れの女神を
やさしく守るナイトのごとく。
邪悪なる「究極の選択」を求められ、困惑する女神に、
優しく、あくまでも優しく、そして礼儀正しく、進言するナイト。

「ぼくはですね・・・・・・これ(兜)より、あの悪魔の方が全然いいと思います。
・・・・・・・ぼ・く・はね。」


邪悪な世界に籍を置く、最高に忌まわしき男が捧げた精一杯の親切に、
八代の決断は下された。

「兜で・・・・・・バイキングだと、お肉焼くとおいしいじゃない?」
そんな、あなたにはバイキングメタルを進呈いたします。

続いての選択。
「ドラゴン」と「ドレスシャツ」・・・・・・さぁ今夜のメタルはどっち?

「これは決まりでしょう。ドレスシャツですよ。」
ことごとく、私達のセンスとは反対の八代。彼女と言う聖なるリトマス試験紙のおかげで、
穏健派熊田でさえもが、最高にいかした邪悪っぷりに見えるのは、うれしい発見である。
まぁとにかく、そんなあなたには・・・・・・
プリンスメタル
「そんな言葉ないんですけどね。今作りましたが・・・・美形をご用意しました。」
女神の前では、ジャンルさえ創出する久武の計らいに、新たなCDが
現れた。
「きれいなのいいね」 八代もこれには、やや納得の表情。やはり女性は誰しも「美形」が好きだ。
そんな意見が主流となる空気に、地味にふてくされるメタル急進派 久武。
そんな久武に、熊田が声をかける。
「ドンマイです!」

「出演者の中では誰が一番、タイプですか?」
そんな久武をさらに追い込むような質問に、
八代は、すかさず答える。
「マーティ」
「噛み締めてますよ!喜びを!」そんな声が上がるほどに、喜びに打ち震えるマーティ。
↑究極のコラボレーション、
リストバンド&八代さん&マーティ

続いて、最後の選択。
「髑髏(どくろ)」と「リストバンド(トゲトゲつき)」・・・・・・さぁ!どっち?
「暴力的なんで、リストバンド」珍妙なる理由で選択した八代。
邪悪な世界に、少しづつでも染まり始めた証左であろうか?
そんな、あなたには・・・・・・
スラッシュメタル

「最後まで好きだとは言ってくれなかった八代さんでしたが」鮎貝の締めの言葉。
「どうぞ、おうちで聴いてください」すっかり邪悪な住人ぷりが、板に着きだした笑顔の熊田。

リストバンドをつけて、メロウィックサインを掲げる八代が印象的なコーナーであった。


今週の 地獄のヘビメタ占い
で紹介した曲
Korpiklaani 「Wooden Pints 」
V(Valensia/Valentine)「LION」
S.O.D「Charlie Don't Cheat 」

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「最高のものがほしかったんだろ、
  ほら手に入ったぜ!
  世界で最高にホットなバンド、KISS!」


KISSのライブの冒頭で観客を煽るお決まりの文句。

彼等が、歌舞伎からヒントを得てあのメイクをした、
というのはあまりにも有名なお話。
だからちょっと違う視点で「歌舞伎」「KISS」との
共通点を、冒頭でお話したい。

「歌舞伎」という語源は、「かぶく」に由来する。
「傾く」と書いて “かぶく” と読む。
どっちかに偏って真っすぐではない様子、転じて、
人生を斜に構えたような、身なりや言動の風変わりな、
アウトロー的な人のこと
をさして言う。さらに、
いい意味では、 “流行の先端をいく人” も含めて
「かぶきもの」と呼んだのである。

ちなみに、織田信長は、尾張の「かぶきもの」と呼ばれていました。
で、何を言いたかったかというと、KISSが歌舞伎から影響を受けたのは、
たぶん、メイクだけじゃないってこと。

「オレたちは “カブキ” の持つ、その精神性にヒントを得たのさ。
  アウトローで、流行の最先端を行くそのスピリットはサイコーさ!
  オレたちは、唯一無二の、サイコーのロックンロール・エンターテイメントを創り上げたかった。
  だから、オレたち自身が “カブキモノ” である必要があったのさ。アリガトウ、カブキ!」


そんな、私の妄想の中のポール・スタンレーが、楽屋の鏡の前で白塗りをしながら、私に話しかける。
思いっきりかぶくのデス!という彼等の心意気が、「世界で最高にホットなバンド」を誕生させた、
そうに違いないのだと、私は勝手に思いこんでいる。

400年前、出雲の阿国が「かぶき」を生んだ時、まさかこんな事になるなんて思いもしなかったろう。
どこぞの西洋のハードロックだか、ヘビーメタルだとかいう歌舞音曲と融合して、
「KISS」という、永遠に不滅なスーパーアーティストが誕生してしまうなんて。

さて。
今夜、ヨーコが抱いた作品は、シルバートーン ポール・スタンレーモデル アポカリプス。
変形ギターをこよなく愛するポール自らがデザインした、シグネチュアルモデルだ。
サターンをイメージした、ステージ映えする、ド派手な変形シェイプ。
新作のシルバーフレイク・フィニッシュは、まばゆいフレイクの中に、よく見ると、
ポールのトレードマークである、星模様(★)が散りばめられている。

70年代、奇抜なメイクとド派手なコスチューム、そして徹底したエンターテインメント精紳で、
アメリカ最高のロックン・ロール・バンドにのし上がった、KISS。
マーティ・フリードマンも、ポール・ギルバートも大好きだと公言してはばからない、KISS。
当番組の初代エアメタル・ゴッドも、KISSのジーン・シモンズ(偽物だけど)。

メインボーカリスト&ギタリストにして、メイン・コンポーザーでもあったポール。
彼の真骨頂は、速弾きや難しいフレーズを並べるのではない、
キャッチーでストレートなメロディと、覚えやすいギター・フレーズ。
そして、ポールのリフ&バッキングに絡むエースのリード・ギター。
この2人が一丸となって突き進む、シンプルで明快なギター・コンビネーション。
「デトロイト・ロック・シティ」に代表されるふたりのツイン・リード。
彼等のセンスアイデアに、我々は魅了され続けた。

時間だ。とびきりキュートなヨーコのエンディング・メッセージが流れる。
「今夜はアポカリプスで、ロックンロールオールナイト!地獄のギターフレーズで、キッスして!」

ん〜、それにしても、今夜のヨーコはとてもカワイイ。いい目をしている。
夢を見そうだ。いや、むしろ見たい。KISSヨーコアポカリプスが入り交じった、不思議な夢を。

街のどこかで、さびしがり屋の隈取りをしたヨーコがひとり、ギターを弾いている。
ポカリを口に含んで、火を吹いて、ロックン・ロール!と叫びながら、ギターを弾いている。
ギターのヘッドから噴射されていた花火が終わると、ちょっとさみしそうに、でも笑いながら、
「終わっちゃたね」と呟いて、ヨーコは、私の頬にKISSをしてくれる・・・そんな、不思議な夢を。


ヨーコの今夜のいっぽん
Silvertone PS-AP4 Apocalypse

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あとがきに代えて〜今週の咆哮〜
ヴィンセントアクセスランキング5位返り咲き!
素晴らしきは、愛するメタルのパワーよ!
全国のメタルキッズに
今夜も多大なる感謝を!

さて、今回のヘビメタさんいかがだったでしょうか?
考えれば、考えるほど、
奇跡の時間であったと、思うのDEATH!
番組の最後に、ディーバ・八代の
自筆の絵が、マーティにプレゼントされた。

振り返れば、
オープニングとエンディング、
金網の外と中という八代の立ち位置の違いに、
濃厚なる30分が、ディーバの内部にもたらした魂の化学反応の
小さな萌芽を見取った
と言えば、言い過ぎか?
「今日は全然私を見てくれなかった」そんな邪悪姫熊田の言葉を借りるまでもなく、
マーティにとって、至極の時間であったことは明らかであろう!
この奇跡の回を経験した「ヘビメタさん」は、さらなる爆音をあげて、疾走するはずだ!
今後とも・・・・・・よろしゅう。

あとひとつ、ここからは全く持って私事で恐縮でありますが、
前回記した、奇特なる出版社のヤングガンガン。今回も、9/2あたりの号に、
私ヴィンセントが駄文を寄稿いたしました。よろしければ、チラ見でもお願いいたします。
さらに、私の独断で、今後、連載を決定いたしました!投稿コーナーであります。
メタルに限ったものではないのですが、あくまでメタルの魂を込め、奴らを洗脳していくつもりでおります。
まぁ、すべて私の独断ですが、よろしければ、何かの縁、応援してくださると幸いであります。

さて来週のヘビメタさんは!


次回、燃える役者魂ロック魂魂の男・佐野史郎登場!
ハードロックと共に青春時代を過ごしてきた男の生き様を見よ。
そして、MC健ちゃんも初めてギターを弾いちゃうぞ!
さらに、番組から初プレゼントもあげちゃうぞ、総員応募せよ!

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エンディングテーマ:
「愛人28」
(SEX MACHINEGUNS)