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  • 2009年4月10日:「逝き恥をさらさない生き方 ビートたけし生前葬」

(ゲスト)市川海老蔵、内藤大助、安田成美

ビートたけしと国分太一の最強タッグが司会を務める、知的教養バラエティー。「こんな今だから…日本人が幸せになる○○の話」をコンセプトに、さまざまな社会現象を検証する。また、ゲストを招いての鋭いトークと斬新な視点を盛り込んだVTRを元に“幸せになるヒント”を提案し、テレビ界に新風を巻き起こしていく。
 初回2時間スペシャルは「逝き恥をさらさない生き方」をテーマに、思い残さずに死ぬ=思い残さずに生きる事を考える。ゲストは内藤大助、安田成美、市川海老蔵。生きている間に行う「生前葬」や、今注目を集める「遺骨アクセサリー」など、現代の葬式や遺骨ビジネスの実態にも迫る。スタジオには、葛飾北斎の富嶽三十六景の1枚をモチーフにした荘厳な祭壇&数種類の棺を用意、たけしが現代日本の死に様・生き様を斬る!

「生前葬」

山梨県・甲府市に住む下薗さん夫妻。2年前の2007年7月29日、2人は揃って市内のホテルで生前葬を行った。このとき夫は80歳、妻は72歳。 「元気なうちに、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたい。」
「自分が死んだら喪主を務めるのは長女の婿になる…。彼らに田舎の葬儀のしきたりや作法などの負担をかけたくなかった。」
という思いからだという。しかし、招待状をもらった人の中には、「服装はどうしたらいいのか?」、「香典は必要なのか?」など戸惑いを隠せず質問をする人も…。

「遺骨アクセサリー」

古来より日本では、死後は家の墓に入ることが常識とされてきた。しかし、都内の霊園に墓を持つには、平均で200万円近くの費用がかかる。そんな中、墓以外での弔い方を選択した女性がいるという。彼女が選んだ方法は“骨を身につける”という方法、つまり「アクセサリー」として骨を身につけるのだ。ある特殊な加工をすることによって“遺骨”を“アクセサリー”にすることが出来るというが…。

「理想の死が叶わぬニッポン」

人生の最後を迎える場所は大きく二つに分かれる。「病院」、そして「自宅」。1953年には自宅死と病院(施設)死の比率は88%対12%だったが、50年後の2003年には 自宅死と病院(施設)の比率は13%対87%と完全に逆転した。だが、今、自宅で死ぬことを望む人は50%近くいるという。しかし、実際に畳の上で死んでしまうと、予期せぬことが次々と起こるという。親族がなくなった場合、病院では医師がそのまま死亡診断書を書いてくれるのだが、自宅で亡くなった場合はそうはいかない。医者が立ち会ってないと、事故死や自然死に見せかけた犯罪かどうかを確かめるためや、保険の為に死亡推定時刻を確定するために、警察が検死したり解剖したりと、残された家族は悲しむ暇が無いほど、大変な思いをするのだ。

「遺品整理屋」

人が死んで残るのは遺骨だけではない。日頃使っていた大量の遺品も残る。最近、そんな困った遺産を片付けてくれる業者が人気を集めている。通称「遺産整理屋」。では人一人が残した遺産を整理するのには、どれだけお金がかかるのか。ある遺品整理の現場に密着した。

「エンバーミング」

エンバーミングとは、遺体を消毒、保存処理を施し、また、必要に応じて修復し、長期保存を可能にしようとする技法。日本語では死体防腐処理、遺体衛生保全などと翻訳される。アメリカ、カナダなどは90%以上の遺体をエンバーミングしているという。日本でも「穏やかな顔での別れ」をしたいという遺族より、依頼が増えてきているという。ちなみに、エンバーミングのお値段は、1体15万円。

「美しい生き方」

〔新聞記者・市瀬見さん…
家族への気持ちを生前から残していたサプライズ人〕


神奈川県洋光台に住む横路歴子さんの父・市瀬見さんは新聞記者で、とにかく書く事が好きな人。そんな見さんに、1999年・食道がんが発覚、2002年に59歳で亡くなった。 台所にポツンと立つ小さな食器棚。これは27年前に、父・見さんが設計し、施行から、細かい装飾まで、約20日間をかけ、たった一人で製作したものだという。しかし、そこには思いも寄らぬサプライズが隠されていた―。食器棚の後ろにあったもの、それは…
「この食器棚を雅尚・歴子に遺す
この食器棚を外して初めて見る両人ぞ
その日は小生この世に亡きと思えばそぞろ感無量
よき家、平和の世の中であれと祈る心から思うー
昭和56年3月3日 ひな祭りの昼 市瀬見」
なんと、食器棚の裏側にメッセージが隠されていた。この棚を何十年後にしか動かさないであろう、自分の死後のことであろうと想定して書かれたメッセージだった。
しかしなぜ見さんはこのような形で思いを綴ったのだろうか?棚を完成させたときに書かかれた手紙が出て来たという。そこには…。

〔アナウンサー・逸見政孝さん…
最期まで仕事を全うし、生きることに全身全霊で取り組んだ人〕


最期の言葉は 「三番が正解です。」

『たけしの見方!』

たけし的目線で現代日本の葬儀の実態を斬るコーナー

(1)棺の値段
最も一般的なものから、環境を意識した棺、ベルベット貼高級棺、職人の手により桐の棺に彫刻を施された400万円のものまで紹介。実際にスタジオに用意した棺を前にMCとゲスト陣でトークを展開。
(2)戒名の値段
院号、道号、法号、位号の違いと、それぞれの値段を比較。

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