「137億年の物語」のドラマ部分では、登場人物すべて共通点があります。それは、みんなのファッションのどこかでチェックを使っているのです。この衣装はブリティッシュスタイルなのです。スタイリストの興津靖江さんによるファッションアイデアが存分に生かされています。実は私(相内優香)がロイドさん(「137億年の物語」著者)の姿を見て、ブリティッシュファッションが似合っているなあと感じたのが始まりでした。もしかしたら歴史の雰囲気漂う、寺脇研究室になじむかもしれないと、興津さんに相談し、総合演出の千葉監督のGOをいただき決定しました。ご覧になっていかがですか?彼女がそろえたアイテムをご紹介しましょう。
寺脇博士が静かにセリフを確認しています。絵になりますね!やはり。ブリティッシュスタイルが似合います。寺脇博士はヘリンボーンのスリーピースが似合います!
ヘリンボーンの由来は、ヘリン(herring)=魚のニシン、ボーン(bone)=骨から、来ています。蝶ネクタイの柄は、スコットランドのロキャロン社製のタータンチェック。こだわり感じます。寺脇さんはこの5月「マイ・フェア・レディ(日生劇場)」でもブリティシュスタイルなのです。
歴史のことならなんでも首をつっこみたがり
活動的な大家さんはとにかく動きやすいシンプルなスタイルです。
よく見ると毎回、胸の飾りやブローチが変わっています。
よく見てみるとテーマに沿ったものをつけているときがありますのでそちらもお楽しみにして下さい。
助手の相内です。
この春から赤色のチェックからグリーンのタータンチェックを新調したんです。
プリーツスカートでこれまでのショートパンツとは違ったスタイルに変わりました。
服地はスコットランドのロキャロン社のものです。
とても上品なタータンチェックです。
ただ私は気分屋なので回によって、これまでの赤いチェックのベストも着ます(笑)
グレンチェックのスーツにブラウンのペイズリー柄のタイで落ち着いた雰囲気にしました。
(スタイリスト、興津靖江さんの話)