2018年4月21日(土)放送京橋

1位 江戸の足跡

江戸時代、竹の市場・竹河岸があった京橋には、大根を多く扱ったもう一つの河岸、大根河岸があった。江戸の五大やっちゃ場の一つとされ、築地市場と合併する昭和10年まで賑わった。大根河岸の碑のそばに立つのは「江戸歌舞伎発祥の地」を伝える石碑。江戸歌舞伎は中村座の前身、「猿若中村座」がこの地に櫓を建てたのが発祥といわれている。そして、かつてあった「京橋」の歴史を唯一伝えているのが、高速の下に残されている親柱。明治8年に架け替えられた京橋は石造りのアーチ橋だった。当時としてはハイカラだったこの橋は京橋っ子達の自慢だった。そして、親柱の上を飾る擬宝珠にも大事な意味が。擬宝珠は江戸時代、幕府が直接管理した橋に付けられた。江戸市中で擬宝珠があったのは、日本橋、京橋、新橋の3つだけ。そして、3つの橋の内側のことを「擬宝珠内(ぎぼしうち)」と呼んだ。擬宝珠内にいることは最上のステータス。この地に暮らすことこそ京橋っ子の誇り。

※掲載している情報は、放送時点のものです。

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