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3月7日 第39回
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「日本の観光モデルをヨルダンへ」(ヨルダン篇 vol.4)

ヨルダンにあるサルト市は19世紀商人の街として栄えた歴史の町。街には昔ながらの石造りの家が立ち並んでいます。ここで、日本の人気観光スポットをお手本にした観光トレイルが作られたのです。サルトの調和の歴史を学ぶことができる“ハーモニートレイル”を佐藤隆太が体験します。

佐藤「世界遺産のペトラ遺跡や死海など、魅力的な観光地がたくさんあるヨルダン。今回は日本の人気観光スポットをお手本にした観光地があるというので早速、行ってみたいと思います。」

19世紀商人の街として栄えたサルト市。街には石造りの家が立ち並んでいます。案内して下さるのはJICA専門家の村上佳代さん。日本の支援でこの街に観光トレイルを作りました。今回はサルトの調和の歴史を学ぶことができる“ハーモニートレイル”を体験。最初に訪れたのは住民の憩いの広場“アインプラザ”。街のお年寄りが集まって、何やらゲームをしています。僕も参加させてもらいました。これはマンカラと呼ばれるボードゲームの一種。
実はこのトレイルのモデルは日本の萩市。街全体を博物館と見立てることで、観光客アップに繋げました。この成功をサルトの街に応用したのです。街の魅力を見直してみると、様々な所が観光資源に。急な階段を登ると見えて来たのは…。隣り合ったキリスト教会とモスク。二つの宗教が共存してきた歴史を感じることができました。そして、僕が一番驚いたのが…。17世紀に建てられた小さな教会。ここでは世界的にもとても珍しい光景が見られます。

村上「ここはハデル教会と言います。教会なんですけれども。イスラム教の方もお祈りできる場所なんです。」
佐藤「そうなんですか?!」
実はキリスト教会の中にイスラム教徒がお祈りする場所があるんです。
村上「キリスト教の方が信じているセント・ジョージという方とイスラム教の方が信じているハデルという方が同一人物なんですね。なので、ここに両方とも来てお祈りをします。」

古くからの調和の歴史を感じる一番のポイントでした。こちらは観光客に自宅を公開しているお宅。サルトの一般的な家庭で、家にあるお宝を見せてもらうことができました。
佐藤「お父さんが手にもっているものは何ですか?」
住民「これはガンワと言って昔から牧羊のときにこれを腰にさして使うんです。泥棒なんかが来たときの護身用にも使います」

さらに本格的なアラブコーヒーや伝統的なお菓子も頂いて…。アラブ流のおもてなしを満喫しました。
住民「これからもっと観光が盛んになって行くと思います。街をもっと良くしていきたいです」

佐藤「普段は中々行けないところに行けたり、歴史や文化に触れることも出来て、非常に楽しい1日でした」
村上「いずれは世界遺産も目指して、世界中にアピールできればなと思っています」