ラッシュは高校時代の友人リンジーに、1989年の未解決殺人事件の再捜査を依頼される。
裁判所嘱託の児童心理学者であるリンジーが担当している17歳のショーンは、3歳の時に目の前で母親のレベッカを
殺されて天涯孤独の身となり里親に預けられたが、心に暗い影を抱えたまま非行に走り、里親を転々としていた。
ショーンにはレベッカの死と関連して3つの記憶があった。赤と黄色の風船、列車、そして「ボビー」という名前だ。
まず第一発見者の隣人レオンがその後性犯罪で逮捕されていたことがわかり、ラッシュはレオンに事件当時の話を聞き直す。
単なる顔見知りであることを主張していたレオンだったが、実は事件当夜にレベッカの家を覗いていたことを認める。
その時レオンは、レベッカの家にネッドというスーパーマーケットの店員が訪ねているのを目撃していた。
ネッドは女手一つでショーンを育てる健気なレベッカに好意を持ち、オムツやベビーフードをタダで分けてやっていた。
事件当日ついに思いを告げるが断られ、カッとなって暴言を吐いたネッドは、その夜謝りに行き再びレベッカに
振られたことを認める。そしてレベッカは以前ヴァージニアに住んでおり、その当時から関係していた男がいたことを証言する。
ところがヴァージニア時代のレベッカについて調べた結果、同姓同名のレベッカ・モーガンは1982年に死亡していたことがわかる。


