ストーリー story

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杉山利史(沢村一樹)は、倒産寸前の弱小広告会社「ユニバーサル広告社」に勤めている。かつては大手広告代理店で活躍し、数々の広告賞を受賞した杉山。だが家庭を顧みなかったため、妻の幸子(広末涼子)は幼い娘を連れて出て行ってしまった。それから8年、情熱も野心もなくした杉山は、どこにでもいるくたびれた中年になっていた。
ある日、「ユニバーサル広告社」社長の石井(小堺一機)が仕事を取ってくるが、なぜか冴えない表情。そんな石井に、杉山は「会社の経営は破綻寸前、仕事を選り好みしている場合じゃない」とハッパを掛ける。
そこへ小学生の愛娘・早苗(鈴木梨央)が訪ねてきた。「元父(もとちち)」の会社を見に来たという早苗は差し入れを持参しており、年齢に似合わぬ大人びた態度で同僚たちに挨拶をする。早苗は、しばらく杉山の家にいると言い出す。いつもは一晩だけで帰っていくのに、家で何かあったのだろうか…?

翌日、杉山と石井はクライアントのもとへ出向く。なんとそこは暴力団の事務所だった!仕事は断るべきだと言う杉山に、石井は「費用は前金でもらい、すでに使ってしまった」と白状。組長の小鳩源六(伊武雅刀)に「一度受けた仕事は命懸けでまっとうしろ」と凄まれ、引くに引けなくなる。小鳩組からの依頼は、“暴力団のイメージアップ戦略を考えろ”というとんでもないものだった。杉山らが逃げ出さないよう、会社には見張り役として組員の河田薫(杉本哲太)が常駐することになる。
やむを得ず引き受けた仕事だったが、杉山は図らずも忘れていた広告への情熱を取り戻していく。自信作が出来上がり、意気揚々とプレゼンに臨むが…。

広告マンとして、父親として、起死回生を懸けた杉山の熱い闘いが始まる!