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就農者紹介
就農者「岩槻信洋さん」は こちら!
井上宏輝さん(32)

養護学校の教員として8年勤務をしていた神奈川の井上さんは、無農薬農法にチャレンジし、週一回の会員制配達での販売を計画しています。また、将来は養護学校の生徒の就農先としても受け入れられるような農園を目指します。しかし、お子さんの誕生やマイホームの購入などで出費が重なり、資金はなんと6万円と厳しい状況…。果たしてうまくいくのでしょうか。

就農地

○農地面積 2反

市役所の農業委員会で紹介された土地は2つ。
一つ目は年間借地料わずか1万円。きれいに耕耘された土地です。

もう一つはなんと不法投棄のゴミが散乱する荒廃地!
早く整地をしないと、夏野菜のシーズンに間に合いません。

作業開始

まずは、第1畑から土壌改良を始めます。
無農薬野菜作りを目指す井上さんは、厳選した牛糞だけで作った堆肥で土を柔らかくします。

井上さんは宅配での販売を予定しているため、少量多品目で勝負。いろいろな種を蒔いていきます。

就農地

○農地面積 2反9畝

荒廃地だった土地が、家族や友人、市役所の人の手伝で、ようやく農地らしくなりました。年間借地料は3万円。

作業開始

しかし、その第2畑では、土地を耕さずに種蒔き。
10年間放置された土地に蓄積された養分に賭けた無農薬・無肥料栽培に挑戦します。

間引き野菜を使った食事会が大好評に終わり、順調だと思われた井上さんの畑ですが、やはり無農薬のせいか、虫の被害が続出!

いよいよ「にこにこ農園」初収穫。
チンゲン菜や二十日大根などを箱に詰め、宅配へ出発。
宅配と同時に販路拡大のための営業も欠かせません。

あまり馴染みのない野菜は、事前に奥さんとどんな調理法が合うか研究します。これも、お客さんと直接接することの多い宅配スタイルならではの大切な仕事。

7月。
雑草取りや害虫の除去、そして強風対策など、毎日やることが山積みです。

7月の半ばになると宅配セットの中身も色鮮やかに。
宅配先も増えてきました。
売り上げも上々です。

そして、友人の結婚式では井上さんの作った野菜が、招待客に振る舞われました。

8月。朝市への出店に挑戦。
この時売り込みに行った市場のレストランから、後日大量のバジルの注文が!
8月の売り上げも、7月を上回る好調ぶりです。

8月末には台風の被害もありましたが、野菜の箱詰めや調整作業に使う、小屋代わりのコンテナやのぼりが持ちこまれ、改めて気持ちが引き締まります。

安心して食べられる野菜を、と難しい無農薬栽培に、体当たりで挑む井上さん。夢への第一歩が始まりました。
頑張れ!井上さん!