日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2002年7月28日放送

◆ 第 16 回 ◆

予告 ●名湯が泣いている ~温泉は日本を癒せるか!?~
 
<温泉2極化 勝ち組と負け組>

・団体から個人へ
「温泉めぐり」がブームである。テレビや雑誌でも、温泉特集が盛んに組まれている。

しかし、そこには、ある傾向がはっきりと見えている。「企業などの団体旅行」は不景気ゆえに激減しているが、「女性グループや家族連れ中心の個人旅行」が、中心になっているのだ。

・勝ち組と負け組
つまり、これからの温泉地は「個人」を上手に取り込むことが、成功への鍵なのである。湯布院や黒川温泉が顕著な成功例である。

いっぽう、苦境にたたされた温泉街は、かつての大温泉である場合が多い。たとえば、熱海温泉、別府温泉など…

「勝ち組」温泉を持つ地域は潤い、「負け組」温泉は地域経済全体を大きく落ち込ませる。

湯煙の向こうに、日本経済のさまざまな側面が見えてくる…

<「別府温泉の向かう道は…」> 

昔ながらの温泉地、大分・別府温泉。古くから九州の名湯と言われ、その源泉数・湧出量は日本一を誇る。しかし、ここ数年、大型ホテルが次々に倒産や廃業に追いこまれ地域の経済も、全盛期に比べ、かなり落ち込んでいる。

まわりに建つ大型ホテルが次々に経営危機や廃業に追い込まれる中、奮闘する旅館・松葉屋の主人・女将の夫婦のがんばりを通して、別府の再生への道、未来を描く。

<「湯布院・黒川に続け 次世代の温泉、長湯温泉」>

「1980年代の湯布院」、「1990年代の黒川温泉」、「そして、2000年代は…長湯温泉だ!」

湯布院・黒川と同じ、九州中部のエリアにあり、関係者の間で次に来ると見られているのが、大分県直入町にある「長湯温泉」である。人口2950人のこの町への観光客数は年間70万人を超え、この5年間で倍以上を記録する勢いである。

ここ長湯温泉のリーダー的存在となっているのが、「大丸旅館」の首藤勝次(48)氏と「翡翠之庄(かわせみのしょう)」の首藤文彦(44)兄弟である。

長湯温泉を活性化するために首藤兄弟の意欲的な活動を通して、次代を担う温泉のあり方を探る。

<発掘せよ!十和田湖畔に温泉を>

 「ここには温泉がないの?温泉があればなぁ…」

 そんな声に、やっと答えることができる…

十和田湖畔に「お湯」が出た!

「湖畔で初の温泉」を掘り当てたのは「十和田湖活性化事業共同組合」。

掘削事業の計画は97年にスタート、昨年10月から温泉を掘る準備を整え、今年になって十和田湖畔の休屋地区の町有地で掘削を行ったところ、4月下旬に地下約900mの地点で温泉がわいた。掘削1発目の当たりだった。

しかし、国立公園内の十和田湖は最も開発規制が厳しい地域。いくつものハードルを越え、やっと出た温泉。

温泉戦争に加わる、温泉地がまたひとつ誕生した、その名前も、まもなく、決まろうとしている。

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