本格的なビジネス開始に向けて奮闘する王 作政さん(右)と森 正臣さん(左)
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●日本で起業する中国人 ~日中共生の途を探る~
今や世界の工場と化した中国。日本からは企業が次々と進出し、その結果引き起こされる製造業の空洞化とデフレスパイラルの進行ばかりが語られている。しかし、一方で長引く不況にも関わらず日本で起業する中国人が増えている。その多くが元留学生である。中には上場を果たし、自治体と組んで中国人留学生の起業を支援する事業家まで出現している。今では彼らが起こした会社で多くの日本人が働き、共に事業を進めている。3年前には日本中華総商会(日本で起業している中国人事業家の親睦団体)が結成され、日本と中国の間で経済だけでなく様々な領域での交流を深める事業にも乗り出している。番組ではこうした中国人起業家の姿を軸に、アジアの二大大国・日本と中国の共生のあり方を探る。
取材班はまず、株式会社イーピーエスの厳浩社長に密着。製薬会社が持ち込む臨床試験データの解析とデータ管理のアルバイトを東大医学部大学院留学中に始め、それを事業として起業した人物だ。厳社長は昨年、会社をジャスダック市場に上場させ、日本企業と組んで子会社も立ち上げて事業を拡大中。内外から事業提携の申し入れが殺到している。今年、日本中華総商会の理事長に就任し、神戸市と組んで中国人ベンチャー企業家の育成プロジェクトをすすめている。
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