日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2002年9月1日放送

◆ 第 21 回 ◆

予告
●破たんゼネコンはかわれるか?
  ゼネコンの大型破たんが、ヤマ場を越えたと見られていた2002年3月末日。上場ゼネコンの日産建設が、会社更生法を申請した。大株主であるマイカルの破たん以後、信用が失墜。

取引先が離れたことなどでコストが増加し、採算が保てなくなった。頼みの銀行も体力低下に喘いでおり、金融支援も得られなかった。

予告 しかし、日産建設が破たんした理由の本質は、公共投資の削減、民間設備投資の縮小など、厳しい構造不況のため、安値受注を余儀なくされていたこと。また受注権限を持つ支店の情報を、経営陣が正確につかめない体質にあった。

破たんした日産建設は、経営陣が去り、弁護士の集団である管財人団が会社を経営する。その役目は、日産建設再生に向けて、更正手続を進めていくことだ。

今年に入り日産建設を含む4社の上場ゼネコンが破たんした。出口の見えない構造不況下での再生を目指し、那須克巳管財人は支援企業探しにも奔走する。また自主再建も視野に入れ、リストラを断行。全社員の約半分にあたる希望退職を募った。会社の体質を変えるため、組織の大幅な改編も行った。

全社員の約3分の1にあたる人たちが希望退職に応じ、会社を去る決断をした。

「会社に残り、会社を変えたい。」長年、土木工事の現場を渡り歩いてきた森山新吾さんは、会社の再生に賭ける気持ちを持っていた。しかし最終的に希望退職を選択し、会社を去る。どのような決断がそこにはあったのか?

会社に残った人たちには、再生に向けての厳しい闘いが待っていた。

会社の破たんで工事が滞った建築現場では、失いかけた信用の回復を期し、社員が昼夜を問わず、自ら汗を流した。

中嶋清悟さんは、現場と本社が情報を共有化できるシステムを開発してきた。現場の知恵を持ち寄った日産独自のシステムは、7年がけの開発作業の末、完成まで後わずかとなっていた。しかし会社が破たんしたことで、システムの開発は凍結。開発チームも離散を余儀なくされる。「このシステムが完成すれば、会社は変わる」。中嶋さんの熱意は実を結ぶのか?

会社の破たんにより、管財人が、会社に残る社員が、そして会社を去る社員が、それぞれ変革のための闘いを強いられる。それは、過当競争に悩むゼネコン業界で「日産建設が存在すべき理由」を自問する闘いだった。

破たん後の4ヶ月。日産建設の再生過程に密着。構造改革の必要性が叫ばれる、ゼネコン業界の問題点を明らかにし、今後の進むべき道を探る。

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