日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2002年9月8日放送

◆ 第 22 回 ◆

予告
●変われるか!?長野~問われる公共工事~
  誰が長野県知事に相応しいのか。この夏、長野は揺れに揺れ、全国からの注目が集まった。激化する選挙の裏側で、その結果を固唾を呑んで見守る人々がいた。長野県で2万社以上もあると言われる建設業に携わる人々である。

1年8ヵ月で不信任案を県議会から突き付けられた田中前知事。彼が目指したのは、「ダム」に象徴される旧来の土木公共事業から脱却だった。4年前、長野県は長野五輪特需の建設バブルに沸いていた。長野新幹線、高速道路、そして長野五輪で造られた箱モノの数々。膨らんだ県の借金は、約1兆7000億円あまり。全国ワースト2という数字だ。

予告 田中前知事は、国の補助金頼みで行われてきたコンクリート漬けの公共事業をやめ、森林整備などの創造型公共事業に転換を図る。2002年度の長野県の土木費予算は、前知事時代に比べて約129億円も減らされた。

建設業を取り巻く環境は厳しい。このまま土木工事に依存して生きていくのか?公共工事で飯を食べてきた県内の多くの建設業者が揺れていた。

その一方で、田中前知事が雇用対策として打ち出したのは、環境対策でもある森林整備事業だった。日本で4番目に大きい都道府県である長野県は、その80%が山林である。

田中前知事は「信州きこり講座」と称して、一定の講座を受講すれば、今までは森林組合が行ってきた森林整備に土木業者でも参加できるようにしたのである。

番組では、長野県の南端にある阿南町で長年土木業を営んできた小さな会社に密着。長野県知事選を巡って、社内でも誰に投票するか意見が分かれた。しかし、このまま公共事業に頼ってばかりいても、将来に亘って従業員を養っていくことが出来るかどうか。社長の胸中はゆらぐ。

彼らは、森林整備事業に初めて参加する。急峻な山の斜面で、山仕事に挑戦する男達。森林を守るのは一筋縄ではいかない。自然との闘いである。マムシや蜂に怯えながらの過酷な作業。初めての作業に戸惑うばかり。

果たして彼らは無事に仕事に終える事が出来るのか。自ら変わろうと努力する男達の姿を追う。

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