日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2002年11月17日放送

◆ 第 31 回 ◆

予告
天空都市が新宿に?

 マレーシアの首都クアラルンプールに建つペトロナスツインタワービルは1996年に日本の間組と韓国の三星によって建設された世界一高いビルである。2つのビルの高さは451.9メートル、88階建て、延べ面積は18万平方メートル。鉄筋高強度コンクリート構造で造られた、回教をイメージさせる巨大モニュメントである。ペトロナスツインタワー建設当時、施工管理を担当していた間組の室谷千秋さんが6年ぶりにクアラルンプールを訪れ当時のことを振り返る。当時、着工前の事業主との契約の結果、間組は三星よりも一ヶ月早く着工することになり、多くの問題を解決しなければならない立場になった。1平方センチメートル当たり800キロの重さに耐える高強度コンクリートの開発、4日で1フロアーを仕上げるという過密スケジュール、多民族の現地作業員とのコミュニケーション、精密さを要求される測量などである。室谷さんを含む現地スタッフと日本のハザマ技術研究所は黒部ダムをはじめとする間の実績を自信の裏づけにして、これらの苦難を乗り越え、工事開始から29ヶ月後、ペトロナスツインタワービルを竣工させたのである。その世界一の高層ビルを作った日本の建築技術、その技術が次々と日本でも活かされている。現在、首都圏で建設ラッシュの超高層マンションの殆どが工事のしやすさ、経済性、居住性などからぺトロナスタワーと同じ鉄筋コンクリート構造で建てられている。


予告  世界をリードするこの日本の建築技術で東京・新宿に超高層の天空都市を実現させようとする男たちの夢を追跡する。都会に生まれ育ち都会が何よりも好きな都市基盤整備公団の青木仁さん。彼は、都心にオフィスビルが乱立し都市が空洞化していることに危機感を持ち、ハイパービル構想を提案した。ハイパービルディングは無秩序に広がる20世紀型平面都市とは対極にあり、タテ方向の空間を利用し都市を集約することで、自然環境やアクセスなどの都市の持つ様々な問題を解決することができる新しい都市のかたちである。ハイパービル研究会新宿部会は現在、新宿西口に広がる超高層ビル群の駅からのアクセスの問題や昼夜の人口差などの様々な問題を解消するために、立体回廊で超高層ビル群を繋ぐというプロジェクトを提案している。プロジェクトはまだ構想中ではあるが、日本の最先端の建築技術があればハイパービルを建設することはいつでも可能だと建築技術者たちはいう。実際に、ハイパービルに応用できる技術が日本の建築現場で実用化されている。また、超高層での居住性に関しても研究が進められている。「現在、日本の産業界が持つ世界一の技術力を世界に示すと同時に経済の活性化に刺激を与えるために、ハイパービルは是非とも必要なプロジェクトである」と同研究会会長の菊竹清訓氏は言う。
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