日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2003年3月30日放送

◆ 第 50 回 ◆

予告
ナノテクに賭ける男たち~新“黒いダイヤ”は日本を救うか~

『ナノテクノロジー』――。1メートルの10億分の1という、肉眼では見ることの出来ない極小のサイズで、原子や分子を操作する超最先端技術。この技術の応用から生まれるナノテク市場は、2010年に27兆円規模に成長すると予測されている。この将来のマーケットに狙いを定め、いち早く動き始めたのは、メーカーではなく総合商社だった。三菱商事と三井物産、全く違うアプローチを示す二大商社の戦略。さらには、この夢の技術に新たな可能性を見出して開発に取り組む中小ベンチャーらの姿から、21世紀の日本の新しい産業構造を浮かび上がらせる。

予告 ★ナノテクに賭ける商社マンたち

10年前、米国でナノテクの炭素系新素材「フラーレン」と出会った三菱商事の片桐進さんは、その可能性に惚れ込み、佐々木幹夫現社長に紹介。「世の中を変える物質になる」と直感した佐々木社長の直接の指示で、片桐氏はナノテクベンチャー企業 FICを1999年に米国で立ち上げた。「フラーレン」の物質特許を獲得し、大量生産をいち早く始めている。ナノテク産業の中で、一歩リードする三菱商事の戦略を見る。
一方、三井物産は前野拓道氏を中心にして、XNRIグループというベンチャー企業グループを2001年に設立した。前野氏の発案によって作られたこの組織は、現在80人。退職した研究者、メーカーに勤めていた人など、さまざまな異分野の人材が集まる。特許戦略に遅れをとる三井物産は、ナノテクのインフラ整備に力を入れる。


★黒いダイヤを狙え!

現在ナノテクで脚光を浴びる炭素系新素材、カーボンナノチューブ。軽量、しかも強度は鉄の20倍であるなど、さまざまな特性を持ち、その幅広い応用の可能性から「夢の素材」ともいわれる物質だ。
このカーボンナノチューブをめぐり、そこに自分たちの新たな可能性を探ろうと奮闘する二つの中小企業の姿がある。
愛媛発、ゴミからナノテクの錬金術をあみ出そうとしているのはベンチャー企業、OHCカーボンの春田統さんと息子の春田成裕さん。現在1グラム1万円以上もする高価なカーボンナノチューブの量産には、商社を含め多くの企業が参入して激しい競争を繰り広げているが、春田氏らはなんと古タイヤからカーボンナノチューブを作り出そうと奮闘している。古タイヤのリサイクル機械製造業者だった一昨年、古タイヤから炭素系材料を抽出することに成功。さらなる技術開発によりカーボンナノチューブを生成させようと試みている。
そしてナノテクをめぐるもう一つの中小企業、東京・大田区にあるシリコン製品製造・開発企業「フィーサ」は、自らの高い技術力を持ってこのカーボンナノチューブの商品開発に乗り出す。三井物産はカーボンナノチューブの量産に乗り出しているが、しかし商品開発のノウハウを持たないため、この「夢の材料」の使い道を探そうと世界一の製造技術を持つ日本の中小企業たちに目をつけた。「フィーサ」社長の斎藤敏男さんは、未知数の可能性を持つカーボンナノチューブを相手に、自らの経験と技術を持って試作品作りに挑む。


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