日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2003年4月22日放送

◆ 第 54 回 ◆

予告
さらば お役所! ~郵政30万人の改革~

2003年4月1日。
日本に郵便制度誕生して132年。最も大きな改革の波が押し寄せていた。「官」である郵政事業庁から、「日本郵政公社」に生まれ変わったのだ。
初代総裁として率いるのは、商船三井前会長の生田正治氏。
総資産約300兆円、職員約30万人の巨大組織はどうなろうとしているのか。赤字体質である郵便事業をどうやって立て直すのか? その舞台裏に密着した。

★霞ヶ関は変われるのか

今年1月。郵政事業庁(当時)の中に、ひとつの組織が出来た。「スタートアップ委員会」。公社化に向けて、巨大な組織をどう変えていくのか、内部の意見を取りまとめるのが目的である。日本全国の郵政職員から、郵政がどう変わるべきなのか意見を集めた。同委員会の委員長は言う。
「本庁が一番変わらなければいけない」
「今までの縦割り、上意下達を無くし、現場の意見で変えていく。」 挑戦が始まった。



予告 ★トヨタ方式に学べ!

埼玉県越谷郵便局である実験が行われていた。
トヨタ自動車の社員が郵便局員の仕事を細かくチェックしているのだ。その目的は今まであった「ムリ・ムダ・ムラ」を無くし、いかにコストを下げるか。彼らは外部の目から、郵便局の改善点を見出そうとしている。
迎えるのは、郵便局に入って40年、現場叩き上げの郵便局長。彼には、外部からとやかく言われる前に、郵便の現場を変えてきたという自負がある。
一方で、最前線の職員たちも「このままではいけない」という意識を持ち、活発な意見が出されている。
どうやったら本当にお客様のためになるのか。民間手法をどうやって取り込むのか。
現場の試行錯誤が続いている。


★特定郵便局

全国で約2万5千ある郵便局の約8割を占める、特定郵便局。そのほとんどが配達も集配もしない窓口だけの小規模な郵便局だ。明治時代にその土地の有力者が建物を提供することで局長に任命された事から始まった。今でも親から受け継いで郵便局長を務める人も多い。
公社化で特定郵便局はどうなるのか。東京と大阪の特定郵便局に密着、局長たちの戸惑いと挑戦を描く。


★民営化されたドイツポスト

1997年、ドイツでは郵政事業が民営化された。非効率的だった組織に大ナタを振るい、大幅な人員削減が行われた。
民間企業となったドイツポストは世界の物流会社を買収する一方で、他の企業と激しい競争を繰り広げている。
郵政事業の民営化は何をもたらすのか。
小泉首相がお手本と仰ぐドイツポストの実態を探る。
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