日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2004年2月10日放送

◆ 第 95 回 ◆

予告
老人ホームを選ぶ時・・・

本番を迎えた日本の高齢化社会。10年後には、65歳以上の老人が総人口に占める割合が4人に1人となり、20年後には3人に1人となります。
4年前に始まった介護保険制度は、すでに様々な業界から高齢者介護事業への参入を促し、今や大きな産業に成長しつつあります。
最近は、乱立とも言える有料老人ホームの著しい設立現象があります。背景には、行政は高齢者の在宅介護を最優先に掲げ、老人介護施設建設の速度が高齢化社会スピードに追い付かないという事情があります。
特別養護老人ホームに代表される公的な老人施設にしても、民間が経営する有料老人ホームにしても、そこは人生の最後の時間を過ごすところです。
今回番組で取り上げるのは、人口が密集する都市部のニーズに応えながら各々特色を持って事業を展開している有料老人ホームです。
様々な事情でそこに入られる方がいます。送りだす家族の側にも事情があります。その瞬間が訪れるまでは、みんなそこで平穏な時間を過ごされる事を願っています。


予告 東京都大田区で、日本最大の有料老人ホームをリストラされた人々が老朽化した賃貸マンションを改装して運営する高齢者アパート「LSS大森」は、地域のお助けマンを目指して活動しています。彼らは、入居者を最後まで見届けるだけでなく、高齢者家庭の相談に乗り、公的施設で介護を断られて2ヵ月も入浴できないでいる高齢者を損得抜きでデイサービスに招きます。

千葉県浦安市の不動産会社「ダイニチ」は「LSS大森」の支援を受けながら地元で有料老人ホームを開業しようと独身寮として貸し出していた建物を改装中です。異業種からの参入だけに、介護の質を高めようと日本の有料老人ホームとしては初めてスウエーデン福祉研究所の会員になりました。

中国・関西地区で「アミーユ」というブランドで有料老人ホーム事業を急展開させている(株)メッセージは、価格破壊者と呼ばれています。これまで数千万円が当たり前だった入居一時金を40万円前後にしたのです。遊休地を持つ地主さんに建物まで建ててもらうやり方が、3年間で50箇所もの有料老人ホームを展開しえた秘訣です。彼らの関東地区進出を追いました。

松下電器は2年前に大阪府寝屋川市に有料老人ホーム「サンセール香里園」を作りました。ここでは松下電器が作るIT機器(ペットロボット、各種センサーなど)を高齢者介護に組み込むと同時に、介護用のIT商品開発の場ともなっています。


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