番組紹介

百婆仙とは?

ユ・ジョンのモデルとなったのは「有田焼の祖」と伝わる百婆仙(ペク・パソン:1560年~1656年)。本名は不明だが、容貌が温和で、100歳近くまで生きたことからこの呼び名で親しまれていたという。彼女は豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際、陶工である夫の金泰道(キム・テド/日本名:深海宗伝)とともに鍋島藩に連れてこられた朝鮮陶工のひとり。本作の中でキム・ボムが演じた“キム・テド”はユ・ジョンの幼なじみというキャラクターだが、実はこれが百婆仙の夫の名前なのである。
現在の武雄市内田村で作陶をしていた百婆仙は、1618年に宗伝が他界すると、良質な土を求めて一族とともに有田町稗古場へと移住。ここで指導者として作陶に従事し続け、96歳でこの世を去った。1705年には報恩寺の境内に彼女を称える石碑※1が建てられ、現在もその姿を残している。ちなみに、有田焼の原料である陶石は1616年に朝鮮陶工・李参平(りさんぺい/イ・サムピョン)によって発見された。この採掘場※2も有田の観光名所として愛されている。

※1 報恩寺(百婆仙の法塔)佐賀県西松浦郡有田町稗古場2-8-21
※2 泉山磁石場(国指定史跡)佐賀県西松浦郡有田町泉山1-5



あなたにオススメのドラマ