池上彰の戦争を考えるSP ~戦争はなぜ始まり どう終わるのか~

2010年8月15日(日)よる7時放送

<太平洋戦争までの道のり>
1941年12月の真珠湾攻撃の前までを取り上げます。太平洋戦争開始前の日本は、中国やソ連などを相手に数々の戦争を戦ってきました。
なぜ日本は、中国やソ連に対し戦争をしなければならなかったのか?
「満州」という言葉はよく聞くが、なぜ多くの日本人は「満州」に移り住んだのか?
「満州」は今、どのようになっているのか?など数々の謎を解き明かすために現地を取材、中国の人達がなぜ日本人に対して悪感情を持っているのかなども取材しています。
<開戦そして玉砕>
1941年12月からの日本軍の戦いぶりや当時の日本人の生活などをこれも当時の映像などを交えて池上さんが解説していきます。
日本人の多くは、日本が突然ハワイの真珠湾を攻撃して戦争が始まったと思っている人が多いのではないのでしょうか?

実は、真珠湾攻撃の数時間前に日本はイギリス領のマレー半島を攻めているのです。当初は、日本が優勢でしたがすぐにアメリカを中心とする連合軍の力の屈するようになり日本本土まで攻められるようになる様子を伝えていきます。特に、日本の「絶対国防圏」と言われる範囲内にあり、そこまで攻め込まれたら日本の国土が危険になると言われたサイパンを取材しています。
また、剣道の防具を身にまとい、スケート靴を履いて訓練する日本人学生の様子や、アメリカが日本や日本兵の事をどのように思っていたのかがわかるアメリカのテレビ局のリポート、当時日本の新聞が国民に対しどのように戦争を伝えていたかなど、聞くとビックリするような事実が次々と出てきます。

<太平洋戦争終結>
「戦争を終わらせるのがいかに大変か」ということを、具体例をあげて解説していきます。1945年8月15日より以前に戦争を終わらせる機会が何回かありました。戦争を終わらせるということは「敵の大将」を討つことか、それとも「首都を陥落させることか」…。
太平洋戦争が1945年の8月15日に終わらなければ日本はどうなっていたのか?世界的にみると8月15日が終戦記念日ではない所が多いという話があるが、それはどういうことなのかを解説していきます。