2018年6月10日(日)夜7時54分~9時54分
日曜ゴールデンの池上ワールド
池上彰の現代史を歩く
~Walking through Modern History~
第4回 ニュースの現場「エルサレム」を解明
- 案内人池上彰
- 旅人市川紗椰
- 助手相内優香(テレビ東京アナウンサー)
- ナレーター宮本隆治
トランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムと宣言し、5月14日にアメリカのイスラエル大使館がエルサレムに移転された。現地ではイスラエルとパレスチナ側との間で緊張した状態が続いている。大使館移転に各国は反対の姿勢を示しているが、それはなぜなのか?池上彰が旅人・市川紗椰を伴って、ニュースの現場で解説。イスラエルが70年前に建国された経緯を紐解くことで問題の本質が見えてくるという。またそもそもエルサレムという地はどんな場所なのか?3つの宗教の聖地となっている旧市街を歩き、見えてきたものとは?エルサレムを巡る動きはこれまでオイルショックなど日本にも大きな影響を及ぼしてきた。実は私たちと深い関係にあるのが中東のニュースなのだ。
3つの宗教の聖地・エルサレムを歩く
オリーブ山からエルサレム旧市街を眺めるという場所でエルサレムを巡る動きを池上講義。実際に旧市街を歩いてみると、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教にとって大切な場所が隣り合わせとなっていることが実感できる。ガイドブックには載っていない池上ならではの解説を聞きながら一行の旅は続く。
池上たちは「弾薬の丘」という場所に立ち寄った。ここは第3次中東戦争の激戦地となった場所だという。現在、公園や記念館として整備されているが、敷地内には当時使われた戦車や塹壕などが残っていた。イスラエル建国以来、4度にわたって起こった中東戦争が世界そして日本に与えた影響を考える。
分離壁で囲まれるパレスチナ自治区で見たもの
次に池上一行はパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区を取材。そこで見たのは分離壁とよばれる巨大な壁。2002年からイスラエル側がパレスチナ側からのテロを防ぐ名目で建設を続けている。昨年3月、この分離壁をウリにしたホテルがオープンしたということで、どんなホテルなのか訪ねてみた。ホテルのロビーにはいろんな趣向が凝らしてあり、そして部屋から眺める景色は・・・。
ユダヤ人とは?ユダヤとアラブの食事の共通点
エルサレム市街を歩くと敬虔なユダヤ教徒に出くわす。なみなみと髭をたくわえた独特の風貌が特徴だ。金曜の夕方から土曜の夕方はユダヤ教徒の安息日。一体どんな過ごし方をするのだろうか?また池上たちは銃を担いで家路に急ぐ女性兵に遭遇。女性兵を通してユダヤ人の文化・制度を紐解く。
一方、池上一行が食事のため入ったのが〝アラブ料理〟の専門店。出されたのはひよこ豆を使った料理。実はひよこ豆はユダヤ人も好む食材で、政治的に対立することの多い両者だが、食文化に共通点があるのだという。
ニュースの現場・・・アメリカ大使館移転場所を歩く
池上はイスラエルのアメリカ大使館が移転される9日前に、その移転場所を取材した。〝新〟大使館となるのはエルサレムのアルノナ地区にあるアメリカ領事館。そもそも領事館と大使館は何が違うのか?池上はこれまでの領事館を大使館として機能させるアメリカの手法を明かしてくれた。
歩いた国や場所
エルサレム
ベツレヘム
今回のテーマをもっと知りたい方は・・・
関連映画・
書籍のご紹介
音楽
スタン STAN
アーティスト:エミネム Eminem
リリース:2000年
●パレスチナ自治区の壁に書かれていたのはこの曲の歌詞
書籍
アンネの日記
著者:アンネ フランク
翻訳:深町 眞理子
出版社:文藝春秋
現代史の池上クイズ
Q. ()に最も適当な語句を答えよ。
イスラエルは1948年、 ( A ) 案に基づいて建国されたが、
その後、 ( B ) 度にわたる中東戦争が起こった。
1993年、イスラエル側とPLO側が ( C ) 合意を交わしたことによって、
( D ) 自治区が成立した。
過去の放送内容
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池上彰の戦争を考えるSP2024~なぜ、世界から戦争はなくならないのか~
2024年8月11日(日)戦時中「日本は絶対に勝つ」「絶対神風が吹く」と言われたが・・・。その「絶対」はなかった。昭和史研究の第一人者、半藤一利さんは、生前「絶対」という言葉を嫌い、「二度と絶対という言葉を使うまい」と誓ったという。そんな半藤さんだが、最期までこう言い続けた・・・。「戦争だけは“絶対”に はじめてはいけない」と。あの戦争から79年たった今・・・欧州では、「ロシア・ウクライナ戦争」、中東では「イスラエルとイスラム過激組織ハマスの戦闘」が続いている。今回で15回目を迎える池上彰の戦争特番では、『なぜ、世界から戦争はなくならないのか』をテーマに、戦争当事者や今現在、海外で戦争と向き合っている関係者や軍事の専門家、歴史家など、立場や環境の違う人たちからリアルな声を拾っていく。
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