美の巨人たち 『オフィーリア』流され沈みゆく「ハムレット」ヒロインの悲劇
2018年3月3日(土)22:00~22:30
生死の狭間で流れゆくシェイクスピア作品のヒロイン…その表情は恍惚?絶望?緻密な自然描写に隠された最大の暗喩、カギを握るコマドリとは?ミレイの恐ろしいまでの執念!
オフィーリアとは、シェイクスピアの4大悲劇のひとつ「ハムレット」のヒロイン。縦76.2㎝横111.8㎝の油彩画に描かれた、むせ返るような緑の中で川に浮かぶ彼女は、夫ハムレットに欺かれ正気を失い、誤って川に落ち、死を迎えようとしています。そのまなざしは恍惚なのか絶望なのか…。圧倒的な自然描写にも驚かされます。
作者は19世紀、イギリス画壇に革命をもたらした男、ジョン・エヴァレット・ミレイ。その非凡な才能から幼少の頃より「神童」と称えられ、わずか11歳でロイヤル・アカデミーの学生に。ミレイは、仲間たちと「ラファエル前派兄弟団」を結成し画壇に反旗を翻しますが、その作品は轟轟たる非難を浴びることに。その屈辱をバネに発表されたのが今回の作品でした。
そんな『オフィーリア』が「描かれた場所」、彼女の周りにある植物に秘められた「示唆と暗喩」、どこかに描かれた「コマドリ」の意味をたどると、この作品がひと際輝き、神々しく見えてくるのです。
なぜこの絵が美しいのか?ミレイは絵の主役をどう描いたのか?その恐ろしいまでの執念が明らかに!
【ナレーター】
小林薫
神田沙也加
【音楽】
<オープニング&エンディングテーマ>
辻井伸行
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/
2018年3月3日(土)22:00~22:30
生死の狭間で流れゆくシェイクスピア作品のヒロイン…その表情は恍惚?絶望?緻密な自然描写に隠された最大の暗喩、カギを握るコマドリとは?ミレイの恐ろしいまでの執念!
オフィーリアとは、シェイクスピアの4大悲劇のひとつ「ハムレット」のヒロイン。縦76.2㎝横111.8㎝の油彩画に描かれた、むせ返るような緑の中で川に浮かぶ彼女は、夫ハムレットに欺かれ正気を失い、誤って川に落ち、死を迎えようとしています。そのまなざしは恍惚なのか絶望なのか…。圧倒的な自然描写にも驚かされます。
作者は19世紀、イギリス画壇に革命をもたらした男、ジョン・エヴァレット・ミレイ。その非凡な才能から幼少の頃より「神童」と称えられ、わずか11歳でロイヤル・アカデミーの学生に。ミレイは、仲間たちと「ラファエル前派兄弟団」を結成し画壇に反旗を翻しますが、その作品は轟轟たる非難を浴びることに。その屈辱をバネに発表されたのが今回の作品でした。
そんな『オフィーリア』が「描かれた場所」、彼女の周りにある植物に秘められた「示唆と暗喩」、どこかに描かれた「コマドリ」の意味をたどると、この作品がひと際輝き、神々しく見えてくるのです。
なぜこの絵が美しいのか?ミレイは絵の主役をどう描いたのか?その恐ろしいまでの執念が明らかに!
【ナレーター】
小林薫
神田沙也加
【音楽】
<オープニング&エンディングテーマ>
辻井伸行
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/