PERSON 社員紹介

制作とビジネス、
両方の視点があって当たり前の時代
コンテンツ事業局コンテンツビジネス部 合田知弘「制作とビジネス、両方の視点があって当たり前の時代」

番組を活用して新たな収益を生み出す

入社1年目から人事部で新卒採用などを担当していましたが、3年目に希望を出してコンテンツビジネス部に異動しました。主にドラマのコンテンツプロデュースの業務やバラエティ番組のDVD化などを担当し、その後は関連のデジタル戦略会社であるテレビ東京コミュニケーションズへの出向を経て編成部のデジタル担当に。ライブ配信やデジタルメディアと連動したコンテンツ開発や「ネットもテレ東」「TVer」ほか見逃し配信サービスの立ち上げなどに携わり、2019年7月からまたコンテンツビジネス部に戻ってきて、現在に至ります。
コンテンツ事業局の業務は非常に多岐に渡りますが、おおまかに言えば、番組コンテンツを活用してテレビCM以外の新たな収益を生み出すことです。今までのテレビ番組はリアルタイムでの放送がメインでしたが、ここ数年で見逃し配信や先行配信が当たり前になってきました。テレビ東京でも、放送後の番組を1週間広告付き・無料で見られる自社サービスの「ネットもテレ東」や、TBSやWOWOWほかと合同で月額会員制の「Paravi」というプラットフォームに参画しています。また、「ひかりTV」「TSUTATA TV」「Netflix」や「Amazonプライムビデオ」といった他社プラットフォームにテレビ東京のコンテンツの配信権を販売するのも仕事。そのほか、DVDやBlu-rayの販売や、放送・配信権の海外販売、イベントの開催やグッズ化・書籍化に関わることもあります。

ビジネス部門でもドラマプロデューサーになれる

これまでは、番組をリアルタイムで放送することを「一次利用」、Web配信やグッズ化を「二次利用」と呼んでいました。これまでどおり、制作部門が作ったものを我々がしっかり二次利用して収益化する必要性は変わりません。
しかし最近では、コンテンツ事業局自体が番組を企画・制作することもあるんです。ビジネス展開を前提に番組を制作するという考え方です。ドラマ枠の幾つかはコンテンツ事業局が制作プロデュースも担っています。私も20年10月期の「共演NG」、21年1月期の「アノニマス」などの制作プロデューサーを担当し、さらに「珈琲いかがでしょう」ほか新たなドラマ企画も準備中です。ビジネス部門に籍を置きながらドラマのプロデュースもできるのは非常にチャレンジングで魅力的なポジションだと思います。
コンテンツ事業局主導で番組を制作できると、企画段階から動画配信、イベントや広告タイアップなどのビジネス展開を組み込めるという大きなメリットがあります。動画配信プラットフォームにも「これからこういう番組を作るので配信しませんか?」と川上から提案しやすくなりますし、逆に配信プラットフォーム側の意向やトレンドを押さえて企画提案することで、番組制作費を配信プラットフォームからの配信ライセンス料で賄うこともあります。
ゴールデン・プライム帯の番組を中心に多くのテレビ番組は編成制作費で作られていますが、コンテンツビジネス部では編成に足元を支えてもらいながらも、追加の制作費の調達・制作・ビジネス展開を自分たちで行うケースもあります。制作プロデュースとビジネスプロデュースを両輪で行うのは完全にマルチタスクになりますし、幅広い視点や知識が求められますが、従来タテ割りだった業務領域を横断的に超えて動くのは今の時代にあった働き方だと思います。日替わりでいろんな事件(⁉️)が起きてタフですが、楽しいですよ(笑)。

新たなコンテンツ制作手法にも挑戦する

最近関わった企画で面白かったのが、「note」というWebサービスと連携した『知らない人んち(仮)』という番組。10分ほどの「第0話」をYouTubeにアップして、その後の展開をnoteで公募し、実際に集まった投稿をもとにシナリオを作っていく作業を全4回、4週間分行いました。演出もコンテンツ事業局のプロデューサーが担当し、私は主にnoteの運営会社であるピースオブケイクさんとの連携を担当しました。最終的に1500件くらいのシナリオの応募が集まり、かつひとつひとつの投稿の熱量にすごく驚かされましたね。
やりがいを感じるのは、純粋に番組をたくさんの人に見てもらったとき。更にビジネス的にも利益を上げていると、制作とビジネスの両輪が上手く回ったことを実感してとても嬉しくなります。収益を制作費に還元してさらに面白いものを作ろうと頭をひねる。そこにファンの熱量やクリエイターの活躍の場ができ、新たな制作手法が加わってさらに面白くなる。結果として収益もついてくる。そのエコシステムの中心でいられるのがコンテンツビジネスという部門の醍醐味だと思います。

コンテンツの川上から川下まで見渡せる人に

テレビ局の広告収入が減少している今、与えられた予算で面白い番組を作るだけではなく、自ら資金調達や収益確保するためのビジネス提案も同時に考えられなければ、この先はコンテンツビジネスパーソンとしては生き残っていけないと思っています。「このようなビジネス展開を考えていて、このように放送・配信しようと思うので、これくらいの予算が必要」と自分自身で筋道をたててパートナーに交渉できないといけない。
新卒採用に興味を持ってくれている学生の中にはYouTubeなどを舞台に自分たちでマネタイズしながらコンテンツを日々作っている方もたくさんいらっしゃるはず。そういう、自分ですべてをまかなえるような視点を持っている人はぜひテレ東に来てほしいなと思っています。活躍の機会はたくさんあります。

プロフィール


2006年入社/総合職採用
入社後、人事部の採用担当を経てコンテンツビジネス部に配属。『モテキ』『マジすか学園』シリーズほかのコンテンツプロデュース、バラエティ番組の二次ビジネス企画開発を担当。その後、デジタル戦略会社であるテレビ東京コミュニケーションズと編成部(デジタル担当)にてネット連動番組の企画や「ネットもテレ東」「TVer」ほか見逃し配信サービスの立ち上げ等を経てコンテンツビジネス部に復帰。

仕事の逸品


MacBook Air

2013年頃に買った旧型を使い倒しています。資料を作ったり、映像を確認したり。外で仕事することも多いため重宝しています。


紙のノート

全てがデジタルの時代ですが、頭の中を整理するのは紙の方が良い時もあり、使い分けています。

担当番組


共演NG
アノニマス
珈琲いかがでしょう
今日からやる会議

オフショット


2019年11月に放送したnote連動ドラマ『知らない人んち(仮)』の会議中の一幕。自ら出演して番組の内容や思いを直接、視聴者の方に伝えることもあります。


2019年に下の子が産まれるタイミングで4ヶ月ちょっと育児休暇を取得しました。男性の育休取得にも寛容な会社だと思います!

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