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2011年9月6日放送

蒔絵鞍

鑑定依頼人小林葉子さん
鑑定士 大熊敏之
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード依頼人の家は蚊取り線香の原料として有名な除虫菊の栽培で財を成した旧家。
今回のお宝は先日、蔵の大掃除をしていたところ見つけたもの。母が言うには、曾祖父が大事にしていたもので、詳しく調べたら、室町時代のものではないかと思う。本当に室町時代のものなら相当高いのではと期待している。
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鑑定士総評

足利時代の物ではない。江戸後期と思われる。室町時代までの鞍はもう少し高く盛り上がっている。依頼品の両脇に入っている抉れも、まずない。おそらく江戸時代後期に、古い時代の鞍の形を真似て作ったものではないか。あるいは鞍じたいは桃山時代から江戸時代初期の物だが、後になって蒔絵を施したものか。いずれにしても依頼品の蒔絵は室町時代にはなかったもの。残念ながら傷みが激しい。また通常は鞍と鐙がセットになっていないと工芸品としての価値も評価をつけにくい。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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