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2012年2月14日放送

端渓水巌の猫の硯

鑑定依頼人中條英子さん
鑑定士 楠文夫
ジャンル 硯と墨・文房具
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード中條さんはこの道30年の書家。御年92歳のご主人・耕峯さんも書家で、細字の楷書、すなわち「細楷」の大家として多くの弟子を指導してきた。17年前、先妻が亡くなり、耕峯さんが一人暮らしをしていた頃、弟子たちから「先生が一人では心配だ。英子さんが適任だから…」と推され、結婚することにした。お宝は、ご主人がずっと大切にしてきたとても珍しい物。先妻と奈良で暮らしていた頃に骨董店で買ったらしいが、金額は忘れてしまったと言う。跡継ぎがいないので、大切にしてくれる方に譲り、ふたりで楽しむためのお金をつくりたいが、その前にきちんと価値を確かめておきたい。
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鑑定士総評

猫の硯は大変珍しく、端渓硯1万面に1つと言われる。それが2つもあるということは大変稀なこと。依頼品は小さい方が質が良く、約200年前に中国で作られた端渓水巌の硯(200万円)。大きい方も良い端渓石だが、昔は水巌として扱われていたものの現在では研究が進み、水巌ではなくなった石。だが質は大変良く、“眼”を上手に使いまるで生きているかのような猫の形に仕上げている(230万)。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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