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2012年12月18日放送

鄭板橋の書

鑑定依頼人近藤本治さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額¥ 3,000,000
エピソード近藤さんは毎朝1時間、坐禅に励んでいる。今回のお宝は40年程前、近藤さんが書道教室を開いていた頃、下宿先のアパートに突然訪ねてきた骨董商から買ったもの。
骨董商は作者のことを知らないようだったが、一目で巨匠の作と分かったので、骨董商には何も言わずに安く手に入れることができた。
自分で調べたところ、高額で取引されているらしく、かなり期待している。
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鑑定士総評

偽物。字形は確かに似ているが、線の性質がまったく異なる。「凬」という字の線が非常にひょろひょろしているが、鄭板橋の線はこれほど弱くはない。これは字形だけを真似しているためで、非常に嫌らしい線である。落款には「五」のような字が見られるが、これは本来「書」という字のはず。「書」という字は草書体で書くと「王」に似た字となるが、それを書きそこなって「五」と書いてしまったのではないか。と言う事はあまり字を解釈できない人物が書いたものであろう。表装されていないが、もともと表装されていた痕跡が見られる。これは業者が表具布を再利用するために切り抜いて中身を捨てたのであろう。中身が良い物であればこのように乱暴な切り方はしない。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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