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2013年9月10日放送

古伊賀の壺

鑑定依頼人久保眞佐子さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 3,000,000
エピソード久保さんの元気の秘訣は食事を抜かないことと、外を出歩くこと。家にこもると老け込みそうなので、できるだけ毎日外出するようにしている。お宝は、骨董好きだった父が遺したもの。
一番のお気に入りで毎日磨いて自慢していたのだが、ある日骨董仲間に見せたところいつもは何でも褒めてくれるのに「大した物じゃない」と言われてしまった。
落ち込んだ父は以来しまいっぱなしにしていたが、改めて見ると名品に思える。
父の目利きを証明してあげたい。
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鑑定士総評

名品。箱に「古伊賀」とあるが、依頼品は古伊賀ではない。室町時代初期に丹波で焼かれた古丹波の壺。姿といい寸法といい釉薬といい申し分ない。丸い粘土の円盤を積み上げていき、それを成型するため肌に波のような形が出てくる。赤褐色のつやつやした肌に山葵色をした丹波の自然釉がとろっとかかり、幾筋かの先が玉垂れになって美しい。古丹波の壺は控えめで静かな雰囲気があるため、依頼品のように大きく欠けていても苦にならない。かえって自然釉の渋さとマッチして非常に詫びた感覚、鑑賞のポイントになっている。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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