開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜854分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

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2016年1月19日放送

マルク・シャガールのリトグラフ「出エジプト記」24点

鑑定依頼人岡本亘由さん
鑑定士 永井龍之介
ジャンル 西洋画・彫刻
本人評価額¥ 6,000,000
エピソードかつてデザイン会社を経営し、グラフィックデザイナーとして活躍。その一方、映画が大好きで、中でもゴジラやスター・ウォーズはグッズを大量に買い集めるほどハマった。そのうち自分でも映画を撮ってみたくなり、5年前から構想を開始。最近ついに脚本が完成し、今秋のクランクインに向け準備の真っ最中。お宝は、そもそも20代の頃フランスに旅行した際、とある作者の作品を見て感動。いつか手に入れたいと思っていたところ、20年程前に今回のお宝が売りに出されているとの情報を入手し、高額だったが思い切って購入した。今後、映画撮影にお金がかかるのでいざという時のため、価値を確認しておきたい。
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鑑定士総評

1966年に作られた「出エジプト記」リトグラフ版画全24点、一式間違いない。シャガールの評価というのは美術史的には幻想絵画を代表する画家ということになっているが、実は西洋絵画の王道を歩んだ人物。「出エジプト記」は旧約聖書の一節。エジプトに住んでいたユダヤ人が国王ファロンの圧政に苦しんでいた。その時に現れた預言者モーセに導かれ、彼らは脱出を試みた。シャガール自身がユダヤ人で、アメリカに脱出せざるを得なかった。そうした自分の思いをテーマに込めているという感じがする。ピカソをはじめ多くの画家が版画を作ったパリのムルロー工房が作成したもので、シャガール自身が版に絵を描いて工房の職人が刷った。様々な版画技法が存在するが、このリトグラフという技法が油絵に最も近い効果が出る。シャガール独特の柔らかい線と鮮やかな発色、シャガールの思いというものが表現できるということで好んで用いた。個々にバラされて出てくることはあるが、24点まとまって出ることは非常に貴重。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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