開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜854分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

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2016年6月21日放送

楠部彌弌の花瓶

鑑定依頼人建内政興さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード大学卒業後、友人に勧められヨットに乗ったところハマってしまい、その後、仲間達とヨットを共同購入。年に数回、海に出てのんびりしている。お宝は、骨董好きの祖父が手に入れたもの。祖父・保さんは、骨董収集が趣味で色々集めていた。中でもこのお宝は滅多にない名品だと常々自慢していた。ところが父や母は骨董に全く興味なし。祖父亡き後、父が受け継いだがずっと仕舞いっ放しだった。その父が亡くなると、今度は母が邪魔だから売り払うと言い出す始末で、祖父の言葉を思い出し、とりあえず思いとどまらせた。祖父の言葉は本当に正しかったのか、今後のためにも価値を知りたい。
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鑑定士総評

大名品。楠部彌弌が1937年、40歳のときに連作12点作ったものの一つに間違いない。野々村仁清の茶壺を手本に作っているが、単なる模倣にとどまらず、溌剌とした絢爛豪華な京焼の美しさを再現している。首の部分から黒い釉薬がかかっているが、これはいわゆる仁清黒という技法。野々村仁清はこの黒を下地に使ったが、楠部彌弌は口から厚くかけるようにしている。この漆黒に色絵金彩の鮮やかさが見事に映えている。三色の菊が竹の垣根に配置されているが、これは籬(まがき)の菊という題で茶銘の一つになっている。まさに京焼にふさわしいデザインということになる。ろくろの技術にも実に秀でており、そのためふっくらとしているのに重厚さがある。一世一代の代表作といえる。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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