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2016年9月13日放送

毛利元就の書状

鑑定依頼人寺坂敏子さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード4年前から民泊を始め、全国からやって来る宿泊希望者に田舎暮らしを体験してもらっている。お宝は、代々伝わるもの。もともと寺坂家は林業で財をなし、蔵を3つも構えるほど裕福だった。しかし、夫の祖父・長蔵さんは大の遊び人だったため、蔵にあったものを売り払ってしまったが、このお宝だけは家宝として残された。その跡を継いだ義父・良美さんはすごいものだといつも自慢していたが、専用の箱はなく新聞紙に包んだまま。それを見かねた当時小学1年生の次男が、家の周りに落ちている材木を拾い集め、箱を作ってくれた。もしも本物なら、表具がボロボロなので立派にしたい。
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鑑定士総評

真筆の書状に間違いない。花押は本人の筆で、中身は祐筆が書いている。紙も450年以上前の紙で間違いない。一行目の下が3字ほど空いていて二行目冒頭に「御内書」という字が出てくるが、御内書というのは将軍が出した手紙のこと。これは「御内書」の上には字を載せないという当時の習慣で、「平出(へいしゅつ)」と呼ばれるが、そのルール通りに書かれている。毛利父子が直接将軍に手紙を書くのは失礼に当たるので、家臣に宛てて将軍への披露を依頼する「披露状」という形をとるのが当時のやり方。筆跡を見ると戦国時代一級の武将の祐筆であるという品格を感じさせる、非常に良い字。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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