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2017年1月31日放送

毛利輝元の書状15通

鑑定依頼人土師武さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード骨董収集が趣味。中でも古伊万里は300点にも及び食器棚が丸々占領される程。使ってこそ価値があるとの信念で日常の食卓で用いているが、棚にしまう際にはわざわざ緩衝材をはさみ、割れれば十年はうるさく言うので、妻から不評を買っている。お宝は、20年程前なじみの骨董店で発見。古くて味のある木箱で家にある掛軸を入れるのに丁度良さそうだった。中には古い紙がぐるぐる巻に入っていたが、店主も全く分からないというので箱代1000円で購入した。その後10年以上ほったらかしにしていたが、ある日詳しく調べてみると、有名戦国大名の書状であると判明。価値があるかもしれないと期待するようになった。
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鑑定士総評

全て本物に間違いない。江戸時代初期ということを考えると、自筆の書状がこれだけまとまって出るということ自体が奇跡的なことではないか。萩藩は「毛利三代実録」「萩藩閥閲録」に資料を集大成しており、依頼品はそれらに載っていない。新発見ということになる。重臣の佐世元嘉、元量の父子に宛てたもので、この中で一番内容が充実していて面白いのは、花押もついている手紙(300万円)。1614年、大坂冬の陣が始まった時に毛利は家康方につくのだが、依頼品には大坂江口の川堰を止めるということが書いてある。淀川を通って大坂城に水が流れているのを堰き止めるということで、大坂城がそれによって水に窮乏するだろうという重要な策略が依頼品に述べられている。この中には錚々たる毛利一族の名前が見られる。その他の手紙には酒に関することが出てくるが、輝元は酒を非常に好んだらしい。「もろ白」という自家製の美味しい酒を送るから少しは飲んだ方がよいだろうということが書いてある。また自分で香を調合するためにミツと麝香が欲しいということも書かれている。発句(今でいう俳句)の添削をしてほしいという内容もある。鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」を見たという内容もあり、戦国武将としてそれだけの教養を身に着けていたことがわかる。毛利輝元の人柄がよくにじみ出た大変良い手紙。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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