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2017年5月16日放送

明治時代の浮世絵の画帖 上下巻

鑑定依頼人青木與夫さん
鑑定士 渡邊章一郎
ジャンル 浮世絵・版画
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード体が不自由な子供が治療やリハビリ、教育を受けられる施設で長年指導員をしていたが、62歳で退職した際、趣味の陶芸を本格的にやりたいと思い、退職金を全て注ぎ込み工房と窯を作ってしまった。お宝は若い頃お世話になった下宿先の奥様から頂いたもの。その方は戦争でご主人を亡くし、子どももいなかったため、息子のように可愛がってくれた。そして十数年後、亡きご主人が遺した数々の骨董を譲ってくれたが、その中でも奥様が“一番価値があるもの”と言っていたのが今回のお宝。
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鑑定士総評

上巻が290万円、下巻が70万円。上巻には月岡芳年の代表作である「月百姿」が23枚ある。その他、妖怪などが描かれた「新形三十六怪撰」、さらに代表的な武者絵が入っている。中に20万円と評価するものが1つ。雪景色の中で侍が睨んでいる絵があるが、これは平清盛を描いたものである。(平清盛は)晩年に神経に異常をきたし、雪の庭がドクロに見えていた。ドクロの左に女の人が恐れおののいている様な絵があるが、実は右側に来る。つながっている順番が違う。老婆が飛んでいるような絵は、渡辺 綱という武将に退治された鬼が腕を切られた後、切られた腕を取り返しに来る。それを取り返して逃げていく様を描いたもの。これを15万円と評価。そして、水を見ている武者の絵。実はこれは縦2枚の絵だが下1枚しかない。縦2枚が揃っていると50万円くらいする。浮世絵はいつの時代でも当時の人々が喜ぶものを常に描いている。この辺の明治20年位になると丁度、日清戦争がはじまり報道用の浮世絵も下巻に入っている。画帖にするという事は元々バラバラにあった浮世絵を一つにまとめるという事なので「大事にとっておこう」という意思が見られる。そのおかげでとても良い状態で残っている。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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