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2017年6月6日放送

南極で拾った隕石

鑑定依頼人土居富士男さん
鑑定士 川上紳一
ジャンル 鉱物
本人評価額¥ 3,500,000
エピソード元海上自衛隊の隊員で、1982年5月南極観測船「ふじ」の乗組員として、南極を訪れた。主な任務は船の運航や整備だったが、その年は昭和基地に建屋を増築する予定があり、その手伝いも行った。お宝はその際、南極で拾ったもの。好天に恵まれ作業が早く終わったため、基地の近くの山に散策に行った時、道端に落ちていた。南極ではこんなものを見たことがなかったので、土産にしようと思い拾い上げた。そして翌年、帰国する船の中で、たまたまこのお宝を落としてしまった際、船の壁にくっついたような気がしたため、改めて磁石を近づけたところ見事にくっつきビックリ!以来30年間ずっと大事に保管してきた。
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鑑定士総評

隕石の場合、宇宙から落ちてくる時に大気圏を通って来るので、摩擦で溶けて最初の大きさの100分の1とか、ちょっとしか残らず、形は丸みを帯びてくるが、この石は角張っているので隕石にはほど遠い。さらに隕石は、表面は溶けるが、中の方は元の石の特徴を備えているので、隕石の中が見えないかな?と思ってみたが、どこを見ても真っ黒。ちょっと白いのが付いていて、中が見えているのかなと思ったが「雲母」という地球によくある鉱物。磁石に良くくっついたので磁鉄鉱の塊だろう。南極は片麻岩という少し白っぽい、変成を受けた岩石が主なので、南極で黒い石を拾うということは滅多にない。もし、これが南極の隕石だったら、コレクターの中には何百万円という値段でも買いたいという人がいる。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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