開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜854分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

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2017年10月3日放送

上村松園の掛軸

鑑定依頼人水島仁美さん
鑑定士 田中大
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 5,000,000
エピソード2014年12月に出演した水島さん。お宝は、高速道路のパーキングエリアで渡辺崋山の掛軸と物々交換して手に入れた桃山時代の志野茶碗で、結果はなんと5000万円だった。しかし実は他にも凄いお宝を持っているとのこと。それは15年程前、やはり物々交換で入手。相手は養蜂業を営む方でこちらは硯と墨、相手はこの掛軸と茶碗を出した。実は最初は焼物が欲しく、掛軸は偽物だと思っていたが、何度も見るうち素晴らしさに気付き本物と確信。実は前回の放送後、町を歩けば皆に「凄かったねー!」と声をかけられ、一躍有名人に。皆が自分を目利きと思っているようでとても嬉しかった。あの喜びをもう一度味わいたい…果して、柳の下にどじょうは2匹いるのか?
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鑑定士総評

真筆に間違いない。おそらく明治末から大正初年くらいまでの作品。本から美人が現れている、こういった作例は松園の他にはあまり見当たらない。「蜃気楼」という似た作品がある。蜃気楼の語源は、蛤が気を吐く、その中に楼閣が現れるというもの。その楼閣の代わりに美人を描くのを「蛤美人」と言うが、それをヒントに自分のオリジナルで描いたのだろう。着物の柄が流れ源氏車。源氏物語に車と密接な関係のある人物が登場する。それは六条御息所。能の「葵上」に「輪廻は車の輪の如く」という科白がある。また「昨日の花は今日の夢」という風にも語っている。だから本の題名が「夢物語」である。ただ、六条御息所自身を描いたものではない。右手に扇を持っているが、能で衣装や能面を付けずに踊るのを能仕舞と言う。おそらく六条御息所をテーマにした仕舞を踊っている姿を描いている。非常に工夫を凝らした松園らしい作品と言える。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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