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2018年12月18日放送

鍋島焼の染付大皿

鑑定依頼人中山忠さん
鑑定士 森由美
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード長岡で江戸時代から続く表具店を営んでいたが、後継者がなく15年前に閉店。現在は週1回「表具研究会」を開き、趣味で表具をやってみたいという方に教えている。お宝は、誰も褒めてくれない焼物。若い頃から焼物が好きでちょくちょく購入していたが、30年前馴染みの骨董店から「とんでもないものが入荷した」と連絡があり見に行くと、この焼物で、精緻な作りと気品の高さに感動。値段を聞くと25万円と予想外に安かったので即購入した。こんな名品が自分のものになるなんて夢のようだと嬉しくなり、いろんな方に見せびらかしたが「名品だ」とか「素晴らしい」と言ってくれる人は誰一人いなかった。骨董好きの友人は「そんな値段でその焼物の本物が手に入るわけがない」と一蹴。以来ずっと鑑定団で見てもらいたいと思いつつも、安かったら恥ずかしいので勇気が出ずにいたが、このままでは死んでも死に切れないので一大決心し、鑑定依頼した。
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鑑定士総評

300年ほど前の鍋島焼に間違いない。美しい染付で献上品らしい格の高さを感じる。同じものが渋谷の戸栗美術館にある。おそらく同じ時に焼かれたのではないか。鍋島焼は組食器が基本。そのため10枚、20枚、形も文様も狂いなく同じに作ることを目指した。全て手描きで、不安定な薪の登り窯で焼く中で同じものを作るのは非常に高い技術が必要だが、それを完璧にこなした。最も多いのは七寸。30cmの尺皿というのは、将軍への献上でも毎年2枚と記録されている。そもそも数が少ない。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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